- あらすじ
- 国家公務員二年目の斎藤葵が左遷された先は、組織図にない「省庁怪異対策室」。地下十三階の、室長不在の部署だった。
そこの仕事は、怪異を駆除することではない。聞いて、約束して、終わらせること。申立人は、名前を忘れられた水神、休めない祭りの神、地図から消えた町。役所が「所管外」と突き放してきた声の主たちだ。
一拍、二拍、三拍。葵が手を打つと世界から音が消え、全員の本音が漏れ始める。契約の行間を読む山本礼世、境界を決裁する春夏冬成海、手足の生えた公印ハンコさんと共に、葵は受理官として一件ずつ答えを出していく。
だが、成海は職員ではなく「資産」だった。
記憶を削られ、死ぬたびに配属される人。その再配置を止めようとしたとき、三人は知る。怪異の所管を決められないのと同じ仕組みで、この国は人の名前と同意を帳簿から消してきたことを。
所管がないなら、決めればいい。様式がないなら、作ればいい。これは、声なき者たちの陳情を受理する三人の、未決裁事件簿。
- 本文へのAI利用
-
AI生成物を下書きや素材として本文の創作に間接的に利用している(単なる誤字修正やアイデア出しは除く)
【作者による備考】
・時系列チェックして修正・セリフ表記揺れチェック修正・文字数カウント
- Nコード
- N0996MX
- 作者名
- 宿院
- キーワード
- ESN大賞11 ドリコム大賞5 ネトコン15 ARファンタジー大賞 ギャグ 女主人公 現代 女性トリオ 事件簿 公務員 怪異
- ジャンル
- ローファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2026年 10月17日 19時01分
- 最新掲載日
- 2026年 10月22日 21時29分
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怪異は駆除できないので、所管を決めます。 ―省庁怪異対策室の未決裁事件簿―
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