↓ ↑ページトップへ

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『海王戦記――鄭芝龍、平戸より起つ』

あらすじ
十七世紀初頭、平戸。

海の向こうからやって来た若い唐人・鄭芝龍には、金も地位も、自分の船さえなかった。

あるのは、覚えたばかりの日本語と、人を見る目。そして「どこで何が高く売れるか」を見抜く、商人としての勘だけ。

そんな芝龍が平戸で出会ったのは、物怖じしない日本の女・田川まつだった。

やがて二人の間には、一人の男児が生まれる。

幼名、福松。

後に「国姓爺」と呼ばれ、歴史に名を残す鄭成功である。

しかしこれは、鄭成功の物語ではない。

その父――鄭芝龍の物語である。

平戸の商人たちから商いを学び、海を渡り、異国の言葉を覚え、銀と生糸を動かし、船を手に入れ、仲間を増やしていく芝龍。

商人。

通訳。

密貿易者。

海賊。

そして明朝の将軍。

昨日の敵と商い、今日の仲間を明日には討つ。

国家と国家の狭間を渡り歩きながら、芝龍はついに東シナ海に巨大な海上勢力を築き上げる。

だが、明が崩れ、清が迫ったとき。

生き残ることを選ぶ父と、戦うことを選ぶ息子は、決定的に違う道を選ぶ。

「生き残らなければ、何も守れない」

「守るものを失って、生き残る意味があるのですか」

言葉を覚え、人を結び、海を越え続けてきた男が、最後まで言葉を通じ合わせることのできなかった相手。

それは、自分の息子だった。

日本、中国、台湾、東南アジア、そして西洋勢力までが入り乱れる十七世紀の東アジア。

国境よりも先に海を見た男・鄭芝龍の、栄光と転落を描く歴史海洋戦記。
Nコード
N0643MX
作者名
鏑木
キーワード
残酷な描写あり 中華 戦国 史実 時代小説 鄭芝龍 鄭成功 国姓爺 江戸時代 明 清 平戸 台湾 海賊 貿易 戦記
ジャンル
歴史〔文芸〕
掲載日
2026年 10月17日 13時09分
最新掲載日
2026年 10月17日 13時43分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
0pt
評価ポイント
0pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
12,588文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N0938MX| 作品情報| 連載(全2エピソード) | 異世界〔恋愛〕
1111111111
N0643MX| 作品情報| 連載(全3エピソード) | 歴史〔文芸〕
十七世紀初頭、平戸。 海の向こうからやって来た若い唐人・鄭芝龍には、金も地位も、自分の船さえなかった。 あるのは、覚えたばかりの日本語と、人を見る目。そして「どこで何が高く売れるか」を見抜く、商人としての勘だけ。 //
N0612MX| 作品情報| 連載(全3エピソード) | エッセイ〔その他〕
台湾に行ったレポです
N0591MX| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「エリザベート! 君との婚約を破棄する!」 卒業を祝う夜会で、婚約者クリスから突然告げられた婚約破棄。 その隣には、彼が最近夢中になっている平民の少女リサがいた。 婚約破棄そのものは、まあいい。 けれど――。 「君//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。