表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

「その救済、同意してますか?」 ——契約社会の幸福証明——

作者:久遠 蓮見
最新エピソード掲載日:2026/04/26
「楽になりますか」「なります」
——その一言で、彼は泣いた。

市民生活向上機構がすべてを最適化する社会。
人はSAFE(安定)かFREE(自由)を選ばされる。
SAFE(安定契約)を選べば、就労・居住・意思決定が最適化される。
FREE(自由契約)を選べば、全てを自分で決める代わりに、自己責任が伴う。
契約しない事も選択肢の一つだが・・・おすすめはしない

だが、どれを選ぶかは、あなたの自由だ。

契約設計士、ユウトの仕事は"救済"だ。
話を聞き、最適な選択を提示し、契約してもらう。
三年間、それだけをやってきた。

——そのはずだった。

仕事終わり、端末に通知が届く。

『前回登録:M-0047 照合済み』

M-0047は、今日初めて登録した番号だ。
「前回」など、あるはずがない。

——一体誰が。どうして。何のために

そして気づく。

——この世界は、"選択"を記録している。

自由と平等は、両立できるのか。
救済と押しつけは、どこで分かれるのか。
正しかったはずの三年間が、色褪せていく。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ