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【完結】悪役毒妃の後宮心理術

作者:岡崎 剛柔
【あらすじ】

 東京のメンタルクリニックで臨床心理士として働いていた27歳の私。

 気がつけば、実家のリビングで義妹がプレイしていた後宮版・乙女ゲーム――『後宮遊戯(こうきゅうゆうぎ)』に登場する悪役妃に転生していた。

 悪役妃の名前は蘇風心(そ・ふうしん)。

 オタク知識のない私は義妹から嫌というほど聞かされていた。

 この蘇風心は17歳で徳妃と呼ばれる高貴な妃だが、あまりの毒舌と性格の悪さで正ヒロインの倭魅美(わ・みみ)と攻略対象者たちの恋路を邪魔し、やがてどの攻略者ルートでも最悪な末路を辿る悪役毒妃(あくやくどくひ)だと。

 これは非常にマズい!

 私はオタクの義妹と違って原作知識がほとんどない。

 そこで私は知恵を絞って考えた。

 蘇風心として『後宮遊戯』の中で生きていくためには、倭魅美と仲良くなって彼女の恋のキューピッドになるしかない、と。

 それ以外でも私は独りで生きていくための知識と技術を学び、破滅フラグ満載の後宮から抜け出しても生きていける準備をする。

 もちろん、その目的を達成するために使えるものは何でも使う。

 私には原作知識はないけど、前世で培った臨床心理士としての実務経験がある。

 覚悟を決めた私は自分の未来をバラ色に変えるため、破滅フラグを持っていそうな相手の心のケアに全力投球する。

 すべては倭魅美と攻略対象者たちの誰かとの恋を成就させ、自分は独りでも後宮の外で慎ましく生きていくためだった。

 ところが日が経つごとに事態は急展開を迎え、その結果として意外な人物と急接近することに……。

 後宮もの×異世界恋愛×乙女ゲーム内転生×悪役妃もの×原作知識なし=元臨床心理士の破滅フラグ回避からの異世界ラブマンス、ここに大開幕!!
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