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白い封筒の庶子令嬢

作者:七七街
最終エピソード掲載日:2026/06/21
伯爵家の庶子ノエラ・ヴィンターは、屋敷で「字がきれいな便利な娘」として扱われていた。
 姉の招待状、継母の礼状、父の謝罪文。誰かの名前で手紙を書き続ける日々の中、ノエラは自分の気持ちだけは言葉にできずにいた。

 ある日、彼女のもとに差出人のない白い封筒が届く。

「助けてください。でも、助けてほしいなどと書いたことは忘れてください」

 その手紙をきっかけに、ノエラは貴族令嬢たちの誰にも言えない本音を知っていく。
 幸せそうに見える令嬢。家を支えているのに認められない夫人。完璧な姉として笑う少女。

 剣も魔法もない。
 けれど、ノエラには言葉があった。

 誰かの代わりに書いていた手紙が、やがて王都の社交界を動かしていく。
 これは、誰にも選ばれなかった庶子令嬢が、自分の名前で人生を開くまでの物語。
1話
2026/06/17 19:25
2話
2026/06/18 18:00
3話
2026/06/19 18:00
4話
2026/06/20 18:00
5話
2026/06/21 18:00
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