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『婚約破棄された悪役令嬢、廃棄された機械竜を拾う』〜辺境の錆びた砦を再建していたら王国の防衛機構まで握ってしまいました〜

作者:Akarino−Hiro
最新エピソード掲載日:2026/05/14
公爵令嬢セレスティア・ベルクラインは、王太子から婚約破棄を宣告される。

罪状は、聖女への嫌がらせ。
王家への不敬。
そして、完璧すぎて可愛げがないこと。

社交界から悪役令嬢として断罪されたセレスティアは、王国最北の荒れ果てた辺境、灰雪領エルデンへ追放される。

だが、彼女は泣かなかった。

崩れた砦。
凍った畑。
飢えた民。
錆びた工房。

そこには、王都の誰も見ようとしなかった“壊れた国”の姿があった。

そして廃棄場の地下で、セレスティアは出会う。

片翼を失い、炉心を砕かれた古代機械竜アルヴィオンに。

「廃棄機です。あなたも廃棄された個体ですか?」

セレスティアは笑う。

「ええ。なら、廃棄品同士で世界を見返しましょう」

彼女が機械竜を修復した瞬間、古代王国の防衛機構が再起動する。

王都が捨てた令嬢は、王国を守る最後の鍵だった。
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