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浮気者の託児所じゃありません。

作者:たま
最終エピソード掲載日:2026/05/24
十六歳の私と双子の兄は、周囲からは大人しい「風の魔法使い」だと思われている。
しかし、私たちは本当の力を隠していた。私たちが真に得意とするのは、この世界では異端とされる、あらゆる生命の根源――体内の水分すら支配する、絶対零度の『水の魔法』だった。
ある夜、我が家に「忌むべきもの」が訪れる。
それは、七年前に浮気をして家を飛び出し、二十五歳になって実家に泣きついてきた姉だった。
しかも、連れてきた六歳の娘は元夫の子ではなく、浮気相手との間にできた子供。さらに姉は、かつて父を裏切り、家庭を壊した実母の血を色濃く引き、私たちの心優しい現在の母を「泥棒猫」と罵る最低の人間だった。
「一ヶ月以内に仕事を見つけて出ていけ」という父の温情すら踏みにじり、姉は留守を狙って母の部屋を荒らし、我が家の財産を盗もうと画策する。そこへ、裏で糸を引いていた「元凶の浮気女」である姉の実母までが、高級貴族の威光を傘に着て現れ――。
実母の植物魔法の鞭が、私たちに振り下ろされた瞬間。
部屋の空気は一変し、すべてが凍りつく。
「風の魔法しか使えないと、誰が言った?」
倫理観の崩壊した悪意の三世代に対し、双子の本当の魔法が解き放たれる!
大切な家族と穏やかな日常を守るため、偽りの風を捨て、絶対的な水で害悪を圧殺する、爽快ざまぁファンタジー!
前編
2026/05/23 21:43
後編
2026/05/24 02:00
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