表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

勇者ではなく、測量士

白冠王国旧領奪回戦記

作者:Chroe
最終エピソード掲載日:2026/07/18
『勇者ではなく、測量士』本編より、およそ四十年前。

アルセリア王国の東領は、戦によって奪われたのではなかった。

飢饉と王国の救援の遅れから生まれた東領保全評議会は、薬草地を守り、道を整え、人々を救った。だがその統治はやがて、暮らしを台帳の欄へ分け、古くから住む者たちの家や道を「未登録」として消していく。

東領を奪回するため、若き王アルベリクは王国軍を率いて東へ向かう。しかし、王命も歴戦の将の剣も、評議会が支配する道を開くことはできなかった。

その頃、家を焼かれた者たちは、灰色の布を道標に夜を歩いていた。

後に「灰家衆」と呼ばれる者たちである。

王国軍と灰家衆は、互いを信じないまま、一晩だけ同じ道を進む。
取り残された住民を逃がし、評議会本部へたどり着くために。

けれど、評議会にもまた、かつて救おうとした者たちがいた。
正義と悪では分けられない大義、制度、借り、記録、そして必要。

アルベリクはいかにして白冠王となったのか。
灰家衆はなぜ生まれ、王国は何を取り戻し、何を取りこぼしたのか。

これは、後世に「旧領奪回戦」と呼ばれることになる一夜の顛末を紐解いていく物語。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ