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図書室で、私の名前は消える

作者:お試し丸
最終エピソード掲載日:2025/09/02
白井ことねは、ごく普通の高校生で、図書委員として静かな日々を送っていた。けれどある日、クラスの誰もが「昨日のこと」を話すとき、ことねだけがその記憶から抜け落ちていることに気づく。
翌日、ことねを覚えているのは図書室でよく本を借りる転校生・結城悠斗だけ。「君の名前はページに書かれているから」と言う悠斗に導かれ、ことねは不思議な現象『消失の余白』の真相に迫ることになる。

本のページに閉じ込められた名前、忘却される自分、そして心の奥に隠した居場所。図書室を拠点に、孤高の小説家志望、美術部の天才、演劇部のムードメーカーなど個性豊かな仲間たちと出会い、ことねは少しずつ自分を取り戻していく――。
文化祭での図書室即興演劇、誰もが見ている舞台で自分の存在が揺らぐ瞬間、そして観客の記憶を揺さぶる奇跡。忘れられる少女が、自分自身を取り戻す物語。
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