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『undying ―食卓から消えたもの』

作者:季波
最新エピソード掲載日:2026/10/18
百年以上前、世界の食卓から肉と魚が消えた。

牛、豚、鶏、そして魚介類。

かつて当たり前に食べられていたものは、今では誰も口にすることができない。

その原因は、かつて起きた感染症と、ある研究者が引き起こした事件だとされていた。

その研究者の名は、黒田理沙。

感染症を広め、食糧危機を引き起こした罪で処刑された女性だった。

その事件以来、理沙の子孫たちは世間から白い目で見られ続けてきた。

彼女の曾孫である斉藤由紀は、幼い頃に見つけた一冊のノートから、曾祖母の罪に疑問を抱く。

真実を知るため、由紀は曾祖母がかつて勤めていた研究所への就職を果たす。

しかし、そこで目にしたのは、不可解な現象と、百年以上前の研究に隠された不自然な空白だった。

消えた傷。

欠けた資料。

古い写真。

そして、曾祖母が残した謎の言葉。

無関係に思えた出来事が、一つの真実を指し示したとき、由紀は肉や魚が食べられなくなった本当の理由に近づいていく。

なぜ、肉や魚は食べられなくなったのか。

そして、なぜ曾祖母だけが処刑されなければならなかったのか。

百年以上隠されてきた真実を追う、ミステリー。

全25話予定です。
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