この世界が『君と奏でる魔法の恋音』という乙女ゲームだと知らない天使の番外編
この世界が『君と奏でる魔法の恋音』という乙女ゲームだと知らない天使が孤軍奮闘する話
とある世界で天使として生まれたわたしは育て親の鬼畜ぶりに戦慄しながらもエリート天使の道を歩んできたはずだった。が、ヒラ天使にしては高すぎる能力が仇となり単騎で地上界にある魔法学園への潜入任務を言い渡されたのです。その任務とは『封じたはずのルシファーの復活の兆しが見られるため、人間に化けてルシファーの復活を水面下ですすめる人間の特定と監視。』
上司のパワハラという圧力から逃れる術がないわたしは相棒のカラスを引き連れて魔法学園でのスクールライフを始めました。人に変身したわたしをあからさまに拒絶する女の子がどうにも怪しくて、監視してれば彼女はこう独り言を呟きました。
「なんでゲームの展開にはいないモブキャラがいるのよっ!?私よりも目立っているあの女っ!神に愛されたのはこの私なのに!!!」
彼女の言ったゲーム、という単語には引っかかりを覚えるもあからさまに様子のおかしい彼女こそが上司の言っていたルシファーの復活を手伝う人間なのでしょうか。
それから観察を続けるも彼女はとても性根が腐ったような少女で見るに耐えなかったわたしはいろいろと彼女に困らされていた人間たちを手助けしてしまい、彼女から敵認定されました。潜入任務なのに目立ってしまったわたしは懐かしい少女と出逢い、初めての学人ができました。懐かしい少女はなぜか異性との遭遇が多く、わたしもそれに巻き込まれて学園内での知り合いがちゃくちゃくと増えつつあります。相棒に呆れられながらも学園生活を謳歌しつつ、今日も彼女の観察という監視を続けています。
※乙女ゲームの設定ですが攻略キャラであるお相手はまだまだ出番が先です。気長にお待ちいただければと思います。
上司のパワハラという圧力から逃れる術がないわたしは相棒のカラスを引き連れて魔法学園でのスクールライフを始めました。人に変身したわたしをあからさまに拒絶する女の子がどうにも怪しくて、監視してれば彼女はこう独り言を呟きました。
「なんでゲームの展開にはいないモブキャラがいるのよっ!?私よりも目立っているあの女っ!神に愛されたのはこの私なのに!!!」
彼女の言ったゲーム、という単語には引っかかりを覚えるもあからさまに様子のおかしい彼女こそが上司の言っていたルシファーの復活を手伝う人間なのでしょうか。
それから観察を続けるも彼女はとても性根が腐ったような少女で見るに耐えなかったわたしはいろいろと彼女に困らされていた人間たちを手助けしてしまい、彼女から敵認定されました。潜入任務なのに目立ってしまったわたしは懐かしい少女と出逢い、初めての学人ができました。懐かしい少女はなぜか異性との遭遇が多く、わたしもそれに巻き込まれて学園内での知り合いがちゃくちゃくと増えつつあります。相棒に呆れられながらも学園生活を謳歌しつつ、今日も彼女の観察という監視を続けています。
※乙女ゲームの設定ですが攻略キャラであるお相手はまだまだ出番が先です。気長にお待ちいただければと思います。
零章 “原作前”突入 天使、粉骨砕身
零章の人物設定
2013/12/16 17:31
(改)
はじまり
2013/12/07 15:43
(改)
第一話 上司であり、育て親であり、師匠でもある御方からのパワハラに抗うすべを誰か教えて下さい。
2013/12/07 16:09
(改)
第二話 ミカエル様に口で勝てないのはわかりましたから!
2013/12/07 22:54
(改)
第三話 地上界に赴くにあたって必要なこととはいえ、わたしはこれでも天使なんです。
2013/12/08 12:40
(改)
第四話 人間の身体はいろいろと不便です。
2013/12/08 16:35
(改)
第五話 信頼できる協力者にさっそく天使だとカミングアウトしました。
2013/12/09 11:16
(改)
第六話 林檎好きには堪らない誘惑でした。
2013/12/09 20:10
(改)
第七話 庭がいろいろと厄除けでした。
2013/12/10 22:16
(改)
第八話 早朝逃亡の果てに出会ったのは庭師でした。
2013/12/11 21:35
(改)
第九話 女性を怒らせたらいけないと身を持って学びました。
2013/12/12 22:54
(改)
第十話 異なる歴史に違和感を覚えました。
2013/12/13 21:57
(改)
第十一話 ここはクロノティアという魔法王国だそうです。
2013/12/15 15:05
(改)
第十二話 わたしは任務のためにも頑張らないといけないんです。
2013/12/17 18:26
(改)
第十三話 人間は手加減というものを知るべきなのです。
2013/12/18 21:56
(改)
第十四話 庭師は魔法オタクでした。
2013/12/21 17:20
(改)
第十五話 久しぶりに相棒が帰還したようです。
2013/12/24 13:30
(改)
第十六話 近隣の街へとお出かけします。
2013/12/30 15:13
(改)
第十七話 修羅場は種族問わずに関わりたくありません。
2013/12/30 18:17
(改)
第十八話 豪快なおじさんは男のなかの漢でした。
2013/12/31 19:28
(改)
第十九話 食い意地の張った天使だと知られないために黙秘権を行使します。
2014/01/05 20:00
(改)
第二十話 海の大男亭の店主はなかなか素敵な腕の持ち主でした。
2014/01/07 19:00
(改)
第二一話 所詮わたしは天使で人間とは違うのです。
2014/01/15 21:18
(改)
第二十二話 でーとに置き去りはNGですよね。
2014/01/19 19:00
(改)
第二十三話 道端で出逢った少年は例の雑貨店の関係者だそうです。
2014/01/21 19:00
第二十四話 貴女は人の話は聞くべきだと思います。
2014/01/26 20:07
第二十五話 悪友と近い香りのする女性はやはり変人でした。
2014/02/05 20:00
第二十六話 初めて見た姉弟喧嘩はなにやら楽しそうでした。
2014/02/11 19:00
第二十七話 堕天使認定した人物はまさかの人間でした。
2014/02/15 20:57
第二十八話 保たれる緊張感、疑念は黒に近いものでした。
2014/03/06 16:56
(改)
第二十九話 初めての友人、それは翡翠の彼女でした。
2014/03/11 20:00
第三十話 『ただいま』そう言える家にこれからもわたしは帰りたいです。
2014/03/13 17:37
第三十一話 寝坊、それははじめての事でした。
2014/03/19 18:28
第三十二話 料理と調合って別物なんだって知らなかったんです。
2014/03/22 12:24
第三十三話 琥珀の瞳が少し苦手になりそうな瞬間でした。
2014/03/24 20:12