ムスティーク・バタイユ

生田理葉（いくたりは）は蚊をペットにしている。
理葉はその蚊をミルちゃんと名づけ、ご飯として自分の血を吸わせ、散歩にまで連れていく可愛がりよう。
理葉にとって、ミルちゃんは家族同然……いや、家族そのものだった。
弟の留架（るか）とともに散歩中、理葉は御蔵坂木乃々（みくらざかこのの）と出会う。
このままではミルちゃんは死んでしまう。そう言われた理葉は、木乃々の研究所まで行くことにする。
そこで明かされたのは、ミルちゃんが研究所で培養された『ムスティーク』だという事実だった。

ちょっと変わった感覚を持つ中学生の女の子が、蚊を戦わせる『ムスティーク・バタイユ』への参戦を通じ、
自らも成長していく（かも？）な、バトル系（？）コメディー。