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私の価値を測るには、この国の測定器では足りなかったようです。

作者:あとりえむ
最新エピソード掲載日:2026/06/26
「おい、エルリア。まだそんな出来損ないの古書を読み漁っているのか? 本当に我がローゼンブラウ家の面汚しだな」

突き刺さるような冷淡な声に、私はゆっくりと視線を上げました。

そこに立っていたのは、私の義理の兄であるジュリアンです。金色の髪を完璧に整え、仕立ての良い魔導意匠の施された上着を羽織った彼は、私を見下し、あざ笑うような歪んだ笑みを浮かべていました。
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