闇の輝き

コロシアム剣士のマウアは、天才剣士として活躍していた。しかし逆転した試合に限り、マウアは自分がどうやって勝ったのかを覚えていなかった。その代わりにマウアが目にしていたもの、それはマウアの知らない記憶だった。

試合中にしか見ないこの記憶の真相は、ある少女との事件によって細い線だが繋がる事になる。その事件でマウアが少女と倒した人間を、少女は「悪魔」と呼んだ。わずかに現実と繋がった知らない記憶は、マウアを混乱させた。さらに語られた、少女の言葉と共に。

※この作品は現在自身のブログで完結している改稿版です。