剣の聖女は覇王と踊る
学校の階段から落ちたところで終わる記憶を持って、美和子は見知らぬ世界で目を覚ました。
「ここは、どこ」
混乱する彼女を拾ったのは、一人の少年。剣を手にして彼は言う。
「選べ。俺に殺されて死ぬか、俺のために生きるか」
それがすべての、始まりだった。
「ここは、どこ」
混乱する彼女を拾ったのは、一人の少年。剣を手にして彼は言う。
「選べ。俺に殺されて死ぬか、俺のために生きるか」
それがすべての、始まりだった。
序章 狂王子の戯れ
一話 ほんの数秒。けれどそれですべてが変わった。
2012/01/16 14:00
二話 狂王子の首狩りと戯れと。ひとつの命令。
2012/01/17 14:00
三話 迫られる選択。与えられたのは一振りの剣。
2012/01/18 14:00
四話 力の証明。子守唄。獣は奥底へ沈む。
2012/01/19 14:00
一章 剣の聖女
一話 孤児院の暮らし。銅貨一枚。また一枚。
2012/01/20 14:00
二話 逃げて。きっともう、だいじょうぶ。逃げて。
2012/01/21 14:00
三話 現実か悪夢か。穏やかな生活。兄妹たち。
2012/01/22 14:00
四話 戦う聖職者。子ども達の日常。困った妹。
2012/01/23 14:00
五話 恐怖の再来。滑稽な逃走。森の底で目覚める。
2012/01/24 14:00
六話 魔獣の森。おにがわら。物騒な寝言。
2012/01/25 14:00
七話 おぼえていません。これでいいの。
2012/01/26 14:00
八話 唐突な終わり。そして始まりが降臨する。
2012/01/27 14:00
九話 黄金の剣。血まみれて微笑む。剣の聖女。
2012/01/28 14:00
十話 大地の腕。司祭と侯爵。生きている奇跡。
2012/01/29 14:00
十一話 探して。どうか、どうか。見つけて。
2012/01/30 14:00
二章 黒獅子の戴冠
一話 さまよう心。揺らがぬ望み。解放の言葉。
2012/02/04 14:00
二話 捧げものひとつ。銀の髪に青い目。繰り返し。
2012/02/09 14:00
(改)
三話 騙り。神の僕。鳥のヒナと親鳥の後悔。
2012/02/10 14:00
四話 濁流の中。真夜中。差しのべられた、手。
2012/02/11 14:00
五話 選んだ道。祭壇の前。それは祈りではなく。
2012/02/12 14:28
六話 旅立ち。思わぬ再会。できることなら。
2012/02/14 14:00
七話 聖女の旅路。雪の王都。美貌の王子と茶番。
2012/02/15 14:00
八話 手を引かれて。修道院。朗読、復唱、暗記。
2012/04/07 14:00
九話 王命。王宮という別世界。いつもそうだよ。
2012/04/08 14:00
十話 王と少女。奇妙な命令。ともに残る。
2012/04/09 14:00
十一話 聖堂朝夕。ヴァルスタンの王。虚ろな言葉。
2012/04/10 14:00
十二話 古神話の女神。王の目。奇妙な生活。
2012/04/11 14:00
十三話 聖典。神への問い。なんでもないの。
2012/04/12 14:00
十四話 子守歌。褒美。それが、今日。
2012/04/13 14:00
十五話 王国の災い。最後の王命。黒獅子の戴冠。
2012/04/14 14:00
三章 聖女の騎士団
一話 王宮は嵐の時。新王と老宰相の問い。
2012/04/28 14:00
二話 その理由。警告。新たなる命令。
2012/05/03 14:00
三話 剣の師。緑の娘と、黄金の美女。
2012/07/14 14:00
四話 王太后陛下の楽しみ。問いひとつ。
2012/07/21 14:00
五話 神につまれし野の花に加護あれ。
2012/07/28 14:00
六話 旅支度。左後ろの、もう一人の騎士。
2012/08/04 14:00
七話 従者と白馬。晴天の戴冠式。
2012/08/11 14:00