陰陽双記譚
夜の平安京を一人で歩いていた安倍晴明は弱虫・泣き虫・意気地なしで、まだ陰陽師としての才能もなく、突然現われた鼬の物の怪に襲われて腰を抜かして怯える始末。
そんな晴明を救ったのは同い年の少年の陰陽師、村主崇慧だったが、崇慧は鼬を退治すると気を失った晴明を当然のように放置して姿を消した。
それから数日過ぎたある日の夜、崇慧が鬼を退治している場面に出くわすと、その退魔行を晴明がやったことにし、今後は手伝いもしろと脅迫してきた。
ものすごく嫌なのに文句が言えない晴明は、渋々それに付き合うことになり……。
そんな晴明を救ったのは同い年の少年の陰陽師、村主崇慧だったが、崇慧は鼬を退治すると気を失った晴明を当然のように放置して姿を消した。
それから数日過ぎたある日の夜、崇慧が鬼を退治している場面に出くわすと、その退魔行を晴明がやったことにし、今後は手伝いもしろと脅迫してきた。
ものすごく嫌なのに文句が言えない晴明は、渋々それに付き合うことになり……。
邂逅は夜の帳の中
邂逅は突然に 前編
2012/02/11 00:22
(改)
邂逅は突然に 後編
2012/02/11 23:56
(改)
朝の担務は眠気と共に
2012/02/12 12:10
(改)
再会は沈鬱の始まり
2012/02/12 15:47
(改)
寄る辺のない帰路
2012/02/12 19:08
蒼然たる帳に声を聴く
2012/02/12 22:34
怨嗟の想いを焼き祓え
2012/02/13 22:02
二つの眸に身を竦め
2012/02/14 21:45
思い違いが未来を担う
2012/02/15 21:47
胎動は人心の底から
闇に染まりしモノ
2012/02/16 22:05
ありがた迷惑な願い事
2012/02/17 21:36
叫声は晴天に吸い込まれ
2012/02/18 20:47
去る老人、来たる若人
2012/02/19 12:29
その一言に心弾み
2012/02/20 22:40
冷徹と激情の瞳
2012/02/21 21:33
積怨は産声と共に
2012/02/22 21:54
狂喜と絶望と復讐と
2012/02/23 21:26
殺意は悲しき鬼女の嘆き
2012/02/24 21:40
堕ちし者に神の光を
2012/02/25 18:49
静けさは束の間の休息
2012/02/26 20:05
焔虐の狼煙は冥道より昇る
師の優しさと友への想い
2012/02/27 21:45
その眼差しに姿重ね
2012/02/28 21:25
満たす光を期待され
2012/02/29 21:25
優しき言葉に絶句して
2012/03/01 21:45
嘘のような本当の陰と陽
2012/03/02 17:32
嬉々は危機の始まり
2012/03/03 20:00
合わさる眸と眸
2012/03/04 14:00
呵責に包まれし家路
2012/03/05 20:13
彷徨う瞳に絆を結べ
優しき母の温もり
2012/03/06 21:04
思いと共に立ち上がれ
2012/03/07 22:05
御しやすしは己が分身
2012/03/08 21:40
戦うは友のため
2012/03/10 18:54
浮かぶ顔に怒り込み上げ
2012/03/13 21:11
神の恩讐、人と変わらず
2012/03/15 21:08
潜むは闇に堕ちし者
2012/03/17 21:33
その一撃は味方から
2012/03/20 20:45
己の言葉に驚愕し
2012/03/22 21:38
狭間への旅立ち
2012/03/24 20:26
積暴の魂を打ち砕け
笑う場所と場面をわきまえよ
2012/03/27 20:57
その思いを認めて
2012/03/29 21:04
屈するは敗への道
2012/03/31 19:43
告げし言葉は偽り
2012/04/03 22:02
神の神気、神の邪気
2012/04/05 20:55
造られし世界の崩壊
2012/04/07 20:26
根源は思い描きし場所
2012/04/10 20:51
双眸に映るは、輝ける未来
分かたれた路、たどり着いた路
2012/04/14 21:50
双眸に映るは、輝ける未来
2012/04/19 21:06