1945年8月15日を過ぎても戦争は続きます 米軍は紀伊半島へ、ソ連軍は北海道へ
最新エピソード掲載日:2026/10/07
1945年8月。史実では日本はポツダム宣言を受諾し、第二次世界大戦は終結へ向かった。しかし、もし台湾戦が長期化し、米軍が沖縄戦を行わず、日本本土への侵攻計画そのものが別の形へ変化していたら――。
本作は、以前短編として公開した物語を大幅に再構成した改稿版です。初稿では史実の「オリンピック作戦」に近い九州南部上陸を前提としていましたが、台湾戦が長期化した世界では、米軍が史実通り九州へ大兵力を投入する必然性が弱く、作戦全体に無理が生じました。そこで今回の改稿では米軍の九州上陸を中止し、紀伊半島西岸へ上陸地点を変更。和歌山から大阪・奈良・京都へ進む西側戦線と、北海道から南下するソ連軍・日本人民軍の東側戦線が、日本列島を挟んで同時進行していきます。九州には本土決戦用の兵力と火砲が取り残され、東京・松代・京都では、それぞれ別の形で終戦と占領への対応が始まります。
短編版では文字数の都合で省略していた、北海道上陸後の占領行政、降伏部隊の再編、東京無血開城への準備、海軍大将・井上成美(いのうえ・しげよし)による海軍再建、フランス軍の紀伊半島進出、B-29による機雷敷設とその後始末、京都・松代・関ヶ原・大垣での政治交渉なども、今回はそれぞれの経過を丁寧に描き直しました。戦闘だけでなく、鉄道、港湾、工場、食糧、行政、外交といった「占領した後に何を動かすのか」も物語の中心になります。
主人公タチアナはNKVD将校として東側の占領と交渉に関わり、杉原千畝(すぎはら・ちうね)、井上成美、京都帝国大学総長・羽田亨(はねだ・とおる)らと出会いながら、やがて「二つの日本」が成立する過程を見届けていきます。
全12話の連載です。各話ごとに戦域や政治局面が一段ずつ変化し、最後は大垣での交渉と戦後の国家形成へつながっていきます。
本作は、以前短編として公開した物語を大幅に再構成した改稿版です。初稿では史実の「オリンピック作戦」に近い九州南部上陸を前提としていましたが、台湾戦が長期化した世界では、米軍が史実通り九州へ大兵力を投入する必然性が弱く、作戦全体に無理が生じました。そこで今回の改稿では米軍の九州上陸を中止し、紀伊半島西岸へ上陸地点を変更。和歌山から大阪・奈良・京都へ進む西側戦線と、北海道から南下するソ連軍・日本人民軍の東側戦線が、日本列島を挟んで同時進行していきます。九州には本土決戦用の兵力と火砲が取り残され、東京・松代・京都では、それぞれ別の形で終戦と占領への対応が始まります。
短編版では文字数の都合で省略していた、北海道上陸後の占領行政、降伏部隊の再編、東京無血開城への準備、海軍大将・井上成美(いのうえ・しげよし)による海軍再建、フランス軍の紀伊半島進出、B-29による機雷敷設とその後始末、京都・松代・関ヶ原・大垣での政治交渉なども、今回はそれぞれの経過を丁寧に描き直しました。戦闘だけでなく、鉄道、港湾、工場、食糧、行政、外交といった「占領した後に何を動かすのか」も物語の中心になります。
主人公タチアナはNKVD将校として東側の占領と交渉に関わり、杉原千畝(すぎはら・ちうね)、井上成美、京都帝国大学総長・羽田亨(はねだ・とおる)らと出会いながら、やがて「二つの日本」が成立する過程を見届けていきます。
全12話の連載です。各話ごとに戦域や政治局面が一段ずつ変化し、最後は大垣での交渉と戦後の国家形成へつながっていきます。
第1話 タチアナはスターリンに台湾戦を長引かせる方法を提案します。米軍は高雄へ上陸します。
2026/10/03 19:10
(改)
第2話 タチアナは台湾へ日本軍の弾薬を送ります。8月15日になっても戦争は終わりません。
2026/10/04 19:10
第3話 ソ連軍は留萌へ上陸します。タチアナは日本人警備隊に「日本人民軍」という名前をつけます。
2026/10/05 19:10
(改)
第4話 米軍はOLYMPICをやめ、九州へ来ません。ソ連軍は津軽海峡を渡ります。
2026/10/06 19:10
第5話 B-29は日本近海へ機雷を投下します。半年後、その海を使うのは米軍です。
2026/10/07 19:10