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色が見えないと廃嫡された俺、魔術の“線”だけは見えるので、どんな魔法もほどけます ~なぜか色が見えすぎる公爵令嬢が、俺の隣から離れてくれない~

作者:ネオ・チー
最新エピソード掲載日:2026/10/11
「無彩。——この子に、色はない」
魔力の色で身分が決まる世界で、伯爵家の長男リオは成人の儀でそう判定され、廃嫡された。

だがリオは見ていた。水盤に、司祭の指輪から細い線が絡みついていたのを。

リオの目には生まれつき、世界も魔力も灰色にしか見えない。
けれど、色が見えない代わりに、彼にだけ見えるものがあった。魔術を形づくる“線”と、その結び目だ。
結び目をつまんで引けば、どんな魔法も——ほどける。

追放の道で救ったのは、色が見えすぎて苦しむ公爵令嬢セラ。
「あなたの隣は、静かな場所ね。……わたしの隣にいなさい。報酬は払うわ」

目標は三十日後、王立学院の入試。
試験官は、あの日の司祭だ。
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