あそびの社のよもやま話
10月31日。夏の終わるその日、世界の境界線は曖昧になる。
とある世界。フィとオクルは、兵士たちから逃げ回っていた。
ここはハガラズ王国。オクルの生まれた国である。
この国にとって、オクルは逃げ出した被検体である。
それでも、この国に潜入しなくてはならない理由が、二人にはあった。
フィは魔法を使って、二人を囲う兵士たちから逃げようとする。
けれど、その魔法は失敗だった。
そもそも、フィの魔法には、大成功か大失敗しかないのだ。
辿り着いたところは、二人の生きていた世界とは違う世界の、空の上。
降り荒ぶ嵐の中、森の中に二人は落ちていく。
「マレビト来る、か」
その世界、「あそびの社」に住まう白猫・諷は、落ちてきた二人を回収し、布団に寝かせて、そう呟いた。
それは、神さまの預言の通りであった。
二人がやってきたのを皮切りに、社にはだんだんと仲間が集まってくる。
❀❀❀
この物語は、pixivにて連載(遅)している「あそびの社の語り草」を再編集したものです。
pixiv版(本編)→https://www.pixiv.net/novel/series/10075070
諸都合(複垢禁止)により名義が違いますが、中身は一緒です。悪しからず。
❀❀❀
この物語はフィクションです。
実在の人物・団体・事件・地名・出来事などとは関係ありません。
関係があるとしたら各キャラの中の人たちのリアル生活やキャラ設定くらいです。
とある世界。フィとオクルは、兵士たちから逃げ回っていた。
ここはハガラズ王国。オクルの生まれた国である。
この国にとって、オクルは逃げ出した被検体である。
それでも、この国に潜入しなくてはならない理由が、二人にはあった。
フィは魔法を使って、二人を囲う兵士たちから逃げようとする。
けれど、その魔法は失敗だった。
そもそも、フィの魔法には、大成功か大失敗しかないのだ。
辿り着いたところは、二人の生きていた世界とは違う世界の、空の上。
降り荒ぶ嵐の中、森の中に二人は落ちていく。
「マレビト来る、か」
その世界、「あそびの社」に住まう白猫・諷は、落ちてきた二人を回収し、布団に寝かせて、そう呟いた。
それは、神さまの預言の通りであった。
二人がやってきたのを皮切りに、社にはだんだんと仲間が集まってくる。
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この物語は、pixivにて連載(遅)している「あそびの社の語り草」を再編集したものです。
pixiv版(本編)→https://www.pixiv.net/novel/series/10075070
諸都合(複垢禁止)により名義が違いますが、中身は一緒です。悪しからず。
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この物語はフィクションです。
実在の人物・団体・事件・地名・出来事などとは関係ありません。
関係があるとしたら各キャラの中の人たちのリアル生活やキャラ設定くらいです。
第一章 霜月の旅人
00.草創
2024/06/20 05:00
01.ノラード
2024/06/21 05:00
02.夏の終わり
2024/06/22 06:00
03.逃げ道
2024/06/29 17:00
04.オクル
2024/06/30 05:00
05.Fly Away
2024/07/01 05:00
06.遼かな大地
2024/07/02 05:00
07.凍風戦ぐ朔日の朝
2024/07/03 05:00
08.鬱葱と茂る杜の中
2024/07/08 17:00
09.祈雨の果てに見つめるものは
2024/07/09 05:00
10.雨中の光
2024/07/10 05:00
11.野辺の花
2024/07/11 05:00
12.名告らさね
2024/07/22 05:00
13.来訪者たち
2024/07/23 05:00