ユエラオの育てた薔薇――途切れた赤い糸
薔薇の渾名を持つ六人。
赤、白、青、黄、紫――黒。
六人はそれぞれ国を持っていて、とても仲が良かった。
ある日のお茶会で、赤薔薇と呼ばれる公爵令嬢・エミリが毒殺されてしまい、
困惑する五人はエミリを失いたくないあまりに、黒薔薇のオルカに全てを託す。
オルカの国は、死の国――死者を留まらせることが可能であるから。
これは、エミリを天国へ行かせたくない五人の、言い訳。
赤、白、青、黄、紫――黒。
六人はそれぞれ国を持っていて、とても仲が良かった。
ある日のお茶会で、赤薔薇と呼ばれる公爵令嬢・エミリが毒殺されてしまい、
困惑する五人はエミリを失いたくないあまりに、黒薔薇のオルカに全てを託す。
オルカの国は、死の国――死者を留まらせることが可能であるから。
これは、エミリを天国へ行かせたくない五人の、言い訳。
言い訳「僕の国は死の国だから」――黒の供述
2016/02/17 13:23
(改)
言い訳「一番欲しい物が手に入らないなら……」――黒の供述
2016/02/20 13:10
(改)
言い訳「愛してると口にしたら負ける気がした」――青の供述
2016/02/20 15:35
言い訳「ただ死なれるのは、後ろ髪引かれるから」――青の供述
2016/02/21 10:05
言い訳「ずっと憧れて嫌いでした」――黄の供述
2016/02/24 10:05
(改)
言い訳「別の友達を優先したかった」――黄の供述
2016/07/10 18:17
言い訳「君が願うのならば要らない人」――紫の供述
2016/07/10 18:19
言い訳「醜かったから」――紫の供述
2016/07/15 17:50
言い訳「恋した瞬間許されなかったの」――白の供述
2016/07/15 17:53
(改)
言い訳「貴方の為にというより、自分の為に」――白の供述
2016/07/15 17:55
「本当に欲しかったのは……」――黒の告白
2016/07/15 18:00