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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

死神少女は命を奪えない

最終エピソード掲載日:2026/05/27
高校生轟朔也(とどろきさくや)は授業中に居眠りをしていると、ある夢を見る。プラチナブロンドで色白でスレンダー系の美しい女性が、死神が持つような鎌を持っており、サラリーマンから溢れ出る紫色の瘴気のような”なにか”を高校近くの公園で切り裂いていた。学校の帰り、親友である辻本から夢の女性のように美しい高校の生徒会長である神代菜澄奈(かみしろなずな)中学校から轟朔也の腐れ縁で生徒会役員カメラ部部長を兼任している天真爛漫な性格の笹内寧々(ささうちねね)、気遣いの出来るミステリアスな少女、藤宮、名前を知らない謎の生徒会役員女性四人と一緒に「カラオケに行かないか」と轟朔也は誘われる。轟朔也は家に辻本と帰る途中、雑談をしていた。自動販売機を同時に押すじゃれ合い、難しい早口言葉のような他愛もない会話でゆっくりと時間が流れていく。そんな会話を続けていると夢と同じ公園にたどり着いた。その公園で夢の話を轟朔也は辻本に話すと帰り間際、「夢に出てきた公園には行ってはいけない。夢に吸い込まれてしまうから」と辻本から忠告を受ける。生徒会役員たちと一緒にカラオケを楽しむ轟朔也と生徒会役員たち。カラオケの途中、ドリンクバーでジュースを注いでいると笹内寧々から『「カスミ」という女の子についてなにか知らないか』と問い詰められるが幼稚園で一緒だったはずの轟朔也は奇妙なことに何も覚えていなかった。カラオケの帰り、歌の選出をいじられたことや、神代菜澄奈が歌った謎の童歌に思いを馳せながら寄り道をしていると親友に「行ってはいけない」と忠告を受けていた公園にたどり着いてしまう。そこに居るのは偶然か必然か夢と同じシチュエーションで挙動不審なサラリーマンを見る。紫色の瘴気に侵されて苦しんでいた。その光景に唖然としたその時だった。
「はい、仕事ですので」
静かな住宅地に気怠そうな声が鳴り響く。
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