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めんどくさがりの賢女王

作者:やみなべ
最終エピソード掲載日:2026/08/31
アルテリア王国には二人の王族がいた。
王太子レオンハルトと、その妹である王女セレスティアである。

兄である王太子レオンハルトは、外見こそよくても中身は無能で強欲で傲慢。
妹の王女セレスティアは、外見に無頓着で怠惰。ただし、中身は文武に秀でた超有能。

レオンハルトが王太子になれたのは、何も外見だけがよかったからではない。
王国には「王位は長子が継ぐ」という不文律があり、レオンハルトの失態の尻拭いを完璧にこなす婚約者のエレオノーラが居たからだった。

だが、レオンハルトは愚かにも婚約破棄と追放を宣言。
エレオノーラは婚約破棄と追放を受け入れ、静かに会場を去った。



これによって、レオンハルトの失態の尻拭いをする者が居なくなり……

怠惰故に面倒ごとを嫌う王女セレスティアは動き出すのであった。

面倒ごとを根本から排除するため……

そして、面倒ごとの元凶となった兄にざまぁな目をあわ


「えっ?『ざまぁ』なんてそんなのめんどくさいからパスで」



……

…………

………………

まぁとにかく、後々の世で『めんどくさがりの賢女王』と呼ばれる彼女の物語は、こうして始まるのであった。


ちなみに、『ざまぁ』はちゃんっと用意されてるのであしからず(笑)
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