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価値を書き換える俺は、正義を名乗れない

最新エピソード掲載日:2026/06/07
この国では、人の価値は“数値”で決まる。

 平均100。

 それを大きく下回る者は、“存在するだけで非効率”と見なされ、切り捨てられる。

 神代 恒一の価値は、わずか“4”。

 当然のように職を追われ、居場所を失った彼は――その日、世界の“裏側”を視る。

 人や物に浮かぶ数値。

 それに触れ、書き換えることのできる力。

 試しに自分の価値を上げたとき、何かが“ズレた”。

 だが理由はわからないまま、彼は瀕死の少女・白峰 澪と出会う。

 救う手段は一つ。

 彼女の“価値”を書き換えること。

 その結果、彼女は助かった。

 ――代わりに、何かが壊れた。

 それが何なのかを知らないまま。

 それでも彼は、その力を手放せない。

 これは、“価値”を書き換える力を手にした男が、

 救うことと壊すことの境界を見失っていく物語。
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