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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。

借金一千万円で買われた私は、へべれけ闇金女社長の隣で働くことになりました。

作者:九十九華音
最新エピソード掲載日:2026/08/06
祖母の食堂を守ろうとした白流アザミは、一千万円の借金ごと、闇金女社長・黒澤に買われてしまった。

悪徳金融業者に契約書をすり替えられ、返済期限は三日後。払えなければ、祖母と二人で守ってきた食堂も土地も奪われてしまう。

そんなアザミが最後に頼ったのは、「金貸しの最後の砦」と呼ばれる黒澤。
腰まで伸びた黒髪と鋭い赤眼を持つ恐ろしく美しい女――なのだが、日本酒を水分補給と言い張り、金にならない人間を笑顔で見捨てるへべれけ女だった。

「お願いします! この体でも何でも差し出して必ず返済を――がぁっ!?」

アザミは黒澤に喉を掴まれ、そのままソファーへ押し倒される。

「そんな自己犠牲、洒落臭すぎて反吐が出ます」

自分を犠牲にしてでも祖母と店を守ろうとするアザミを、黒澤は冷たく拒絶する。
だが、大切なものを傷つけられたアザミが敵へ牙を剥いた瞬間、黒澤の瞳に熱が宿る。

「……白流アザミさん。私はねぇ、貴女が欲しくてたまらないんです」

黒澤が一千万円で買い取ったのは、食堂でも土地でもない。アザミ本人だった。

「貴女はもう、私のですから」

自分を捨てることしかできなかった女と、その危うさに惚れ込み決して手放すつもりのない女。

「貴女の隣で働いて、一千万円を返します。そして……絶対に貴女と縁を切ってやる!!」

「……そこまで言われてしまうとは。面白い」

これは、一千万円の借金で結ばれた二人が、世界で一番信用できない相棒になるまでの物語。
少し危険で、百合の花香るガールズバディ・ダークコメディ。
プロローグ
2026/08/03 06:10
第1話
2026/08/03 18:20
第2話
2026/08/04 06:10
第3話
2026/08/05 20:10
第4話
2026/08/06 19:10
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