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俺の知らない俺が、夜の街で会社を買っていた

作者:磨磋
最新エピソード掲載日:2026/05/10
成瀬歩は、ぱっとしない高校一年生だった。
成績は中の下。所属する将棋部でも強いわけではなく、友人も少ない。少し世話焼きな妹や、昔からの将棋仲間に囲まれながら、平凡な日常を送っていた。

しかし、ある事故をきっかけに、歩の中で別の人格が目を覚ます。

その人格は、歩とは記憶を共有していない。
自分が誰なのかも分からないまま病室で目覚め、患者タグ、スマホ、学生証、鏡に映る顔から、自分が「成瀬歩」という少年の体にいることを推理していく。

そして、歩が眠る夜になると、その人格は活動を始める。

本屋とネットで知識を集め、株で資金を作り、自由に動くための身分を求め、裏社会へ近づいていく。やがて彼は、経営の傾いた情報会社を手に入れ、高校生でありながら会社の最高責任者となる。

だが、歩本人は何も知らない。

朝起きると、なぜか体が重い。
妹からは「夜中に物音がした」と言われる。
学校では、夜の街に現れる謎の少年や、突然買収された会社の噂を耳にする。
けれど、それが自分の知らないもう一人の自分の仕業だとは、まだ気づかない。

平凡な昼の少年、成瀬歩。
夜だけ目覚める、冷静すぎるもう一人の人格。

彼が金と権力を求める本当の理由は、まだ誰も知らない。

カクヨムでも連載中
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