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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

監査聖女は記憶税を払わない 〜人を救うたびに記憶が消えるので、神殿の奇跡を監査します〜

作者:セルヴォア
最新エピソード掲載日:2026/05/06
人を救うたび、誰かの大切な記憶が消えていく。

地方神殿に仕える治癒聖女ミレイは、奇跡のあとにだけ残る小さな違和感を、ずっと見過ごせずにいた。
助かったはずの子どもが母の顔を忘れ、仲の良かった夫婦が他人のようにすれ違い、誰よりも村を支えた人の苦労だけが、なぜか誰の記憶にも残らない。
けれど神殿はそれを“些細なこと”として処理し、救済の美談だけを積み上げていく。

聖女とは、ただ癒やす者なのか。
救われた数さえ多ければ、その裏で失われたものは数えなくていいのか。

疑問を抱いたミレイは、神殿の記録官補佐リオとともに、奇跡の代償を追い始める。

これは、奇跡で人を救って終わる物語ではない。

救済のあとで消された苦労に名前をつけ、踏みつけられた優しさに請求先を与え、壊れる側を美徳で黙らせる制度そのものを監査する物語。

助ける人が先に壊れる世界なら、変えるべきは人ではなく仕組みだ。

監査聖女ミレイは今日も、祈りでは隠しきれない帳簿の嘘を暴いていく。
救いの行列
2026/05/01 13:17
奇跡のあと
2026/05/01 13:18
忘れられた母
2026/05/04 23:03
美談の裏側
2026/05/06 00:20
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