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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

誤解エンジン―事故物件の元軍人ルームメイト―

最新エピソード掲載日:2026/06/05
善意と早とちりが連鎖する、誤解系シチュエーションコメディ。
節約のため、屋根裏部屋に転がり込んだ2人の元軍人。
近所の奥さんに認定され、ネットが燃え上がり、ピザが12枚届き、政治家から婚約祝いが来て、なぜか多様性パレードに参加することに。
当人たちは否定する。

「違う。ただのルームメイトだ」

するのだが――誰も聞いていない。

倒れた主人公を支える相棒「ゲイカップルなのね!」
後日「どっちが上?(役割)」「俺です!(2段ベッド)」
後日「次は甘さ抜きでキクやつ(コーヒー)」「夜のリクエスト?!」

善意は重い。
誤解は止まらない。屋根裏は、今日も狭くて暑い。



だが、第2章から空気は変わる。

ここから先は、世界で一番、甘くない。

三杯酢のところてんより酸っぱく、ブラックコーヒーより苦い。
笑い話だった“優しい誤解”は、命懸けのハードボイルドへ変わっていく。

4chanの炎上から始まった騒動は、ある事件をきっかけに、最悪の牙を剥く。

正義の私刑。
拠点を襲うギャング。
街の裏側で動く、政治と欲望。

そして、自分を犠牲にしてすべてを終わらせようとする男――ジョージ。

かつて戦場で壊れ、自分自身を「排除すべき異物」だと定義した男は、最後尾の盾となり、ひとり暗闇へ沈もうとする。

その背中を、満身創痍のヴィンセントが執念で追いかける。
もう二度と、大切な相棒を失わないために。

人は、見たいものだけを見る。
そして、それを真実だと思い込む。

なら、世界中がどう誤解しようと構わない。

銃声と欺瞞の果てに。
彼らが最後に辿り着く、屋根裏部屋の夜明けとは。
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