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我が物語こそ相応しい

作者:奈坂秋吾
最新エピソード掲載日:2026/08/01
 その日、その夜、空に『紅厄星(パンドラ)』が現われたことで人類は知ることとなる。数多の異世界転生、異世界転移ものの小説は、作者自身が体験したことであり、異世界は確かに存在することを。
 舞台は現代日本。『紅厄星』とともに現れた異世界が空を埋め尽くしている。異世界は度々地上に落ちてきて町と人を飲み込み、ダンジョンと化して人類を苦しめていた。
 その現象を境に、小説からキャラクターたちが『顕現』するようになる。『顕現者』と呼ばれる彼らと、かつて異世界を冒険し、地球へと帰還した作者(ゆうしゃ)によってモンスターの討伐やダンジョンの攻略が行われていた。
 主人公・守屋春も異世界冒険者であり、ヒロインのハルアを顕現させたのだが、なぜかハルアは春しか見えない中途半端な状態。そして他の仲間たちも顕現する様子をみせず、悶々とする日々を送っていた。
 だが、突然降ってきた異世界に飲み込まれたことで運命は大きく動き出すことになる。
 仲間たちの顕現、ハルアが透明である事情、自身の冒険の記憶がうろ覚えであること――その理由と秘密に、異世界で出会った仲間たちとともに迫っていく。これはそんなお話。
 
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