3分間の扉

作成ユーザ: 黛 文彦
ほんの数分で読めるのに、しばらく頭から離れない——そんなショートショートを集めたマガジンです。日常の亀裂から覗く不思議、笑いの中に潜む哀愁、予想外のラストが待つ一編。長い物語を読む時間がなくても、ちょっとした隙間に「小説を読んだ」という満足感を持ち帰ってほしくて書いています。ジャンルも雰囲気もばらばらですが、それがこのマガジンの個性。ぜひ気軽に、気の向いた一篇から手に取ってみてください。

読切短編 では、ここで筆を置く

語ることをやめられない男がいる。窓のない部屋で、彼はあなたに向かって話し続ける——自分がいかに正しかったか、彼女がいかに間違っていたか。言葉は滑らかで、論理は整然としている。だが物語の深部で、ある亀裂//
作品情報 N9861MB 短編 純文学〔文芸〕
掲載日:2026年 04月 21日
最終更新日: 2026年 04月 21日
キーワード: ESN大賞10 春チャレンジ2026 現代 心理 ショートショート メタ

読切短編 三十二回目の朝

消したかったのは、罪の記憶だけだった。 近未来、記憶修復手術を受けた男は、術後に一本の録音を再生する。語りかけてくる声は、どこか自分に似ている。 愛した人の笑い方。右頬の小さな窪み。失われていく断片を//
作品情報 N7496MB 短編 空想科学〔SF〕
掲載日:2026年 04月 19日
最終更新日: 2026年 04月 19日
キーワード: ESN大賞10 春チャレンジ2026 タイムリープ 近未来

読切短編 二百三十二番目

合法的な安楽死支援施設に勤める田中誠二は、十七年間、二百三十一人の「最後の意思」を粛々と実行してきた。 ある三月の午後、一人の女性が訪れる。末期患者でも、宣告を受けた者でもない。問診票にはただ一言――//
作品情報 N6227MB 短編 ホラー〔文芸〕
掲載日:2026年 04月 18日
最終更新日: 2026年 04月 18日
キーワード: ESN大賞10 春チャレンジ2026 シリアス ミステリー サスペンス

読切短編 この装置を作ったことについて

謝ることが得意すぎた男が、謝罪を自動化する装置を発明した。トラブルの三分前に謝罪メッセージを届けるその機械は、事故を消し、喧嘩を霧散させ、世界をなめらかにしていく。因果が逆転した社会で、人々は「まだ起//
作品情報 N0909MC 完結済 空想科学〔SF〕
掲載日:2026年 04月 22日
最終掲載日:2026年 04月 22日
キーワード: ESN大賞10 春チャレンジ2026 現代 人工知能 ディストピア ショートショート ブラックユーモア AI暴走 どんでん返し