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醜いあひるのお姫様~誰にも選ばれない私を、氷の騎士だけが見つけてくれました~

あらすじ
エステリア王国の第一王女アヤ・ソヴェールは、聡明で、誰よりも周囲をよく見ている。

けれど、ふくよかな容姿ゆえに社交界では「醜いあひるのお姫様」と嘲られ、男性から女性として見られることにも、とうに期待しなくなっていた。

誰かに選ばれることを望むより、自分にできることをする。
傷ついた者がいれば手を差し伸べ、争いがあれば間に立ち、妹たちや国のために、自分の役目を果たす。

そんなアヤを、ある夜、一人の騎士が見つける。
北の国サルヴィアから来た黒騎士隊長、ジェフリー・ハルセリン。

冷静で近寄りがたい「氷の騎士」と呼ばれる彼は、華やかな王女たちではなく、人の輪の外から誰かを見守り続けるアヤに、なぜか目を留めた。
やがて、二人を取り巻く世界は王宮の中だけでは収まらなくなっていく。

古い記録。
各地に残された伝承。
食い違う物語。
隠された過去。

その断片を読み解いていく中で、アヤの知識と観察力は、少しずつ必要とされていく。
そしてアヤは王宮を離れ、これまで知らなかった世界へ足を踏み出すことになる。

そこで出会うのは、美しいものばかりではない。
国も、身分も、生まれ育った場所も違う人々。
それぞれが抱えている事情と、譲れないもの。
その旅の中で、アヤとジェフリーもまた、少しずつ互いを知っていく。

誰かに選ばれることなど、とうに諦めていたアヤ。
感情を胸の奥へしまい込んできたジェフリー。
同じ景色を見て、同じ道を歩き、幾つもの出来事を重ねるうちに、互いは少しずつ、ほかの誰とも違う存在になっていく。

そしていつかアヤは、誰かに選ばれるだけではなく、自分もまた、一人の人を選ぶことを知る。
ジェフリーもまた、ただ彼女を見守るだけではいられなくなる。
気づいたときにはもう、その人を失いたくないと思うほど、大切になっている。

――これは、誰にも選ばれないと思っていた王女と、感情を閉ざしてきた騎士が、旅と謎の中で互いを見つけ、ゆっくりと恋に落ちていく物語。
Nコード
N9015MS
作者名
Chiyo
キーワード
R15 シリアス 女主人公 西洋 中世 冒険 身分差 なろうフェス2026 異世界ファンタジー 恋愛 すれ違い 自己犠牲 謎解き
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 09月12日 11時14分
最新掲載日
2026年 11月03日 21時46分
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文字数
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