- あらすじ
- 人間と犬型獣人が共生する社会『ジャパウ国』。
広島県・呉市にある総合商社で働く営業2課係長・山田(パグ、36歳・独身)は、絶望的な短足とシワだらけの顔を持つ冴えない中年獣人だ。
彼が背負っているのは、会社の理不尽なノルマだけではない。
「内臓脂肪レベルE(脂身を食えば急性膵炎で病院送り)」「極度の暑がり(夏の外出は気道が塞がって命がけ)」「タマネギ・ネギ類は猛毒(食べたら死ぬ)」という、過酷な生態的ハンデの数々である。
営業1課の血気盛んな狂犬チワワたちが巻き起こす特大クレームの火消しに奔走し、タイガースハッピで空回りするトラ課長に振り回され、コワモテの元自衛官・黒川会長(フレンチブルドッグ)から「パグ吉」と呼ばれてこき使われる日々。
それでも山田は、不器用な丸い肉球でトナーまみれになりながら、コピー機の保守という泥臭い仕事で地道にインセンティブ(現金)を稼ぎ出していく。
過酷な労働の果てにあるのは、筋肉狂の相棒・田中(ペキニーズ)の奇行へのツッコミと、タマネギを完全排除した自炊の『安全な男飯』。
そしてなぜか、超絶エリートであるはずの美人警察官・なつみ(シェパード)から、「一緒にいると一番ホッとする」と休日のたびに愚痴の聞き役に指名されてしまい——!?
スマートさの欠片もない。給料は税金でガッツリ引かれる。
それでも明日を生き延びるため、愛用のデカフェ茶を片手に、おじさんパグは今日もシワに汗を溜めながら頭を下げる。
過酷な社会を這いつくばるすべての大人たちに贈る、哀愁と飯テロの「泥臭いお仕事・日常コメディ」!
今日も彼の短い『巻き尾』は、股の間に挟まったまま静かに揺れている。
このお話はカクヨムにも連載しています - Nコード
- N8468MS
- シリーズ
- ジャパウ国
- 作者名
- 水前寺鯉太郎
- キーワード
- ESN大賞11 ギャグ 男主人公 職業もの パラレルワールド ホームドラマ パグ 中間管理職 獣人 ジャパウ国
- ジャンル
- コメディー〔文芸〕
- 掲載日
- 2026年 09月11日 21時22分
- 最新掲載日
- 2026年 10月13日 22時22分
- 感想
- 20件
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『サラリーマンパグ吉 ~今日も尻尾は上がらない~』
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