↓ ↑ページトップへ

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『もう頑張らないと決めた元介護福祉士は、追放令嬢と辺境で暮らす』〜冤罪で全てを失った公爵令嬢と、何者にもならなくていいスローライフ〜

あらすじ
夜勤、人手不足、鳴り続けるコール、記録、委員会、事故対応――。

介護福祉士として働いていた二十七歳の青年・ユウは、仕事そのものが嫌いだったわけではない。

誰かのできないことをすべて代わりにやるのではなく、その人に残された力を活かしながら、必要なところだけ手伝う。

そんな仕事には、確かなやりがいを感じていた。

けれど、人を支えるために自分を削り続ける毎日には、もう疲れてしまった。

そんなユウが異世界へ転移して手に入れたのは、十冊の魔導書を扱える規格外の能力《魔導書庫》。

その力を知った者たちは、彼に大きな可能性を見出す。

けれど、ユウが望んだのは英雄になることでも、偉くなることでもなかった。

――もう、頑張り続けるのはやめよう。

そう決めたユウが選んだのは、老人の多い辺境の小さな村。

畑を耕し、壊れたものを直し、風呂を沸かす。
困っている人がいれば、できる範囲で手を貸す。

でも、全部は背負わない。
疲れたら休む。
何もしたくない日は、何もしない。

そんな穏やかな暮らしの中で、ユウは少しずつ「誰かの役に立ち続けなくても、ここにいていい」という感覚を取り戻していく。

そしてある日。

そんな辺境へ、一人の少女が追放されてくる。

彼女は十九歳の公爵令嬢。

身に覚えのない罪によって婚約を失い、立場を失い、それまで生きてきた場所からも追われた少女は、自分にはもう何も残っていないと思っていた。

そんな彼女と出会っても、ユウは失ったものを取り戻せとは言わない。

立ち直れとも、前を向けとも言わない。

ただ、疲れているなら休めばいいと言う。

畑仕事をして、ご飯を食べて。
村人たちに振り回され、ときには魔法を使って。
何もしたくない日は、本当に何もしない。

そうして過ごす何気ない毎日の中で、二人の時間は少しずつ重なっていく。

頑張り続けなければ価値がないと思っていた元介護福祉士と、

誰かと比べながら、自分には足りないものばかりだと思っていた追放令嬢。

これは、そんな二人が何者にもならなくていい辺境の小さな村で出会い、自分で選んだ人生と居場所を少しずつ見つけていく物語。

追放されたからこそ、始められる人生もある。

今日くらいは頑張らなくてもいい。

明日のことは、明日になってから考えればいいのだから。
Nコード
N6588MS
作者名
伊佐波瑞樹
キーワード
異世界転生 異世界転移 ESN大賞11 ドリコム大賞5 ネトコン15 ARファンタジー大賞 婚約破棄 追放 冤罪 スローライフ チート魔法 ざまぁ
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2026年 09月29日 22時41分
最新掲載日
2026年 10月26日 05時48分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
10件
総合評価
40pt
評価ポイント
20pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
1,087,127文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N3980MO| 作品情報| 連載(全75エピソード) | 異世界〔恋愛〕
スラムで生まれ育った孤児の少年、クルセス。 拾われた彼は伯爵家の養子となり、今ではパウリー公爵家で執事見習いとして働いている。 そんなクルセスが幼い頃から仕えてきた相手は、公爵家の一人娘――オリビア・パウリー。 学//
N4218MM| 作品情報| 連載(全145エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
王太子アルフォンス・ガイゼンは、ある日突然、身に覚えのない罪を着せられ、その地位を奪われた。 王太子としての権利も、婚約者も、これまで築いてきた立場も失い、彼に与えられたのは――王都から遠く離れた、誰も近づかない古びた塔//
N6588MS| 作品情報| 連載(全90エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
夜勤、人手不足、鳴り続けるコール、記録、委員会、事故対応――。 介護福祉士として働いていた二十七歳の青年・ユウは、仕事そのものが嫌いだったわけではない。 誰かのできないことをすべて代わりにやるのではなく、その人に残さ//
N2082MU| 作品情報| 連載(全50エピソード) | 現実世界〔恋愛〕
俺は、ただ本が読みたいだけだった。 それも、剣と魔法の大冒険でも、血沸き肉躍るバトルものでもない。 静かな場所で、誰にも邪魔されず、大好きな恋愛小説を読みたい。 ――本当に、それだけだったはずなのに。 恋愛小説を//
N2361MT| 作品情報| 連載(全100エピソード) | 現実世界〔恋愛〕
日曜日の朝。 県立青葉高校に通う一年生、水瀬彩花は、いつものように図書館を訪れていた。 静かな館内で本を探し、気になる一冊へ手を伸ばす。 その瞬間――もう一つの手が、同じ本に伸びた。 「……あ」 それが、九条悠//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。