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予知能力を持った令嬢が、結婚初日に「君を愛することはない」と言ってきた夫から、溺愛されてる未来を予知した

短編
あらすじ
「変に気を持たせるのも忍びないので、この場で明言しておく。――俺が君を愛することはない」
「……」

 結婚初日。
 私は今日から夫となるルドルフ様から、開口一番そう言われた。

「両親がそろそろ身を固めろとうるさいので一応籍は入れたが、君とは白い結婚にさせてもらう。数年経ってほとぼりが冷めたら、相応の慰謝料を支払ったうえで離婚するから、そのつもりでいてくれ」
「承知いたしました」

 だが、私はこうなることを予め知っていた。
 実は私には予知能力があり、この展開は事前に予知していたのだ。
 なので、ルドルフ様からこうして白い結婚発言をされても、私の心は凪いだ海の如く静かだった。
 まあ、現時点で私が予知しているのはここまでなので、ここから先に何が起こるかは私にもわからないけれど、きっと無味乾燥な毎日が待っているのでしょうね――。

「――!」

 その時だった。
 唐突に頭の中に、未来の映像が浮かんできた。
 あ、予知だわ――。
 基本的に予知は、私の視点で描かれる。
 どうやら予知の中の私はルドルフ様と、街中に二人で立っているらしい。

『……エレナ』
『……はい』
『今さら虫がいいことを言うようだが――俺は君のことを、心の底から愛してしまった。どうかこれからは、俺と本当の夫婦になってほしい』
『ルドルフ様……』

 ルドルフ様は火傷しそうなくらい情熱的な視線を、私に向けている。
 ――えっ!?!?!?
 な、何今の????


※他サイトにも転載してます。
Nコード
N4200MC
シリーズ
ラブソングス
作者名
間咲正樹
キーワード
R15 ハッピーエンド ラブコメ 婚約破棄 ざまぁ じれじれ 女主人公/一人称 ライトノベル 異世界恋愛小説 エンターテイメント ほのぼの/コメディー ざまあ
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 05月01日 19時07分
感想
8件
レビュー
1件
ブックマーク登録
35件
総合評価
972pt
評価ポイント
902pt
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文字数
8,220文字
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