ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

魔法ギルドの書記官、好きな受付嬢への告白タイミングを三ヶ月計算し続けた結果、とっくに全部バレていた

短編
あらすじ
王都魔法ギルドの書記官・アルノ・ベルツは、受付嬢のセレナ・アルバに恋をして三ヶ月が経った。

彼が取り組んでいるのは「いつ告白するか」ではなく、「どの条件が揃えば告白できるか」の計算だった。夜番の組み合わせ、受付の混雑度、彼女がハーブティーを淹れる頻度。すべてを数値化した結果、最適な条件が揃う確率はおよそ六十二パーセント。計算に入れ忘れたのは、彼自身の勇気だけのはずだった。

十一月の夜番。二人きりのギルドで、条件は揃った。残る問題は、彼の口が動くかどうかだけ。

だがセレナは、手元のノートから目も上げずに言う。
「今日って、六十二パーセントの日ですよね」

三ヶ月分の統計と、書記官としての威厳が、同時に崩れ落ちた。

——とっくに、全部バレていた。

すれ違わない、計算ちがいのラブコメ。
Nコード
N3739MF
作者名
鳩羽ぐれ
キーワード
キーワードが設定されていません
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 05月19日 20時01分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
18pt
評価ポイント
18pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
4,705文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N1045MG| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「氷点下の女」と呼ばれる氷魔術師リュシアには、誰にも言えない秘密がある。 依頼人の氷菓子職人ルカの前でだけ、氷が作れない。 名前を呼ばれると溶ける。笑顔を向けられると溶ける。「綺麗ですね」と言われると、業務用氷柱が音//
N8259MF| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「鎧が、また重くなっている」  月に一度、白銀の女冒険者エルナはそう言って工房に来る。あらゆる呪具で調べても、鎧は正常。けれど解呪師レオンが近づいた瞬間だけ、鎧は確かに重くなった。  古文書に書かれた発動条件は「装着者の//
N3739MF| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
王都魔法ギルドの書記官・アルノ・ベルツは、受付嬢のセレナ・アルバに恋をして三ヶ月が経った。 彼が取り組んでいるのは「いつ告白するか」ではなく、「どの条件が揃えば告白できるか」の計算だった。夜番の組み合わせ//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ