- あらすじ
- 完結保障。毎日15時更新
寵を得た者だけが人として扱われ、失った者は塵のように扱われる――そんな後宮で、一人の妃が死を目前に選んだのは、赦しを乞うことではなく、己の意志を貫くことだった。
後宮という檻の中で、蘇玲瓏はひたすら上へと這い上がってきた。
家柄も後ろ盾もない身から、皇帝の寵一つを頼りに、三年かけて皇后の座に迫った女――。
寵を得るために他の妃を陥れ、罪なき者を策謀で退け、金と情報を使って人事すら動かしてきた。
後宮という場所で生き延びるためには、それしか方法がないと信じていたからだ。
だが、立后の儀で皇帝が選んだのは、沈明珠。
敗れた玲瓏に告げられたのは、祝福ではなく、これまでの罪を裁く言葉だった。
「頭を下げ、明珠に詫びよ。さすれば降級で許してやる」
誰もが玲瓏の醜態を待ち構える広間で、彼女が口にしたのは謝罪ではなく、賜死を望むという一言だった。
最後の夜、皇帝は静かに問う。
「俺を愛していると言ってくれたのは、嘘だったのか」
玲瓏は迷わず答えた。
「私は、玉座に座る方に愛されたかっただけで、あなたを愛していたわけじゃありません」
これは、悪妃と呼ばれた女の、最後で最初の自己救済の物語。
※ハッピーエンドを期待される方はご注意ください。
※参考文献:インターネット
※アルファポリス、カクヨムにも同時掲載 - Nコード
- N3268MT
- 作者名
- 夜唏
- キーワード
- シリアス 女主人公 中華 後宮 悪女 中華風ファンタジー 切ない 因果応報 処刑エンド 女性向け 短編
- ジャンル
- 現実世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2026年 10月01日 15時00分
- 最終掲載日
- 2026年 10月10日 15時00分
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悪妃が死ぬまで
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