- あらすじ
- 名はリナ。
城壁都市の南端、豊かな森を中心に暮らす平民街で育った平民だ。
けれど、彼女には誰にも言えない秘密があった。
——魔力を持っている。
この国で魔力は、貴族だけに許された力だった。
平民に魔力があると知られれば、気味悪がられるか、最悪“回収”される。
だから祖父は、いつも小声で言った。
「絶対に、人前で使うな」
祖父のエドガーは、一人暮らしをしていた。
祖父はおそらく元貴族である。
理由は語らない。
ただ、若い頃に家を追われ、名を捨ててこの街に流れ着いたらしい。
夜になると、祖父は戸を閉め、蝋燭の灯りの中でだけ“勉強”を教えてくれた。
文字。
歴史。
貴族の礼儀。
そして——魔力。
「魔力は感情に呑まれる。怖がるな。流れを掴め」
祖父はそう言って、小さな灯火を空中に浮かべて見せた。
リナはそれを夢みたいだと思った。
けれど、彼女自身は不器用だった。
魔力を練ろうとしても熱が暴れ、すぐ倒れる。
「わたしには無理だよ」
「無理じゃない。お前は“器”が大きすぎるだけだ」
その意味を、リナは理解していなかった。
- Nコード
- N2543MG
- 作者名
- 深森みずち
- キーワード
- 残酷な描写あり
- ジャンル
- ハイファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2026年 05月26日 23時54分
- 最新掲載日
- 2026年 06月02日 11時28分
- 感想
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- 文字数
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森の薬師と、王女の帰る場所
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N2543MG|
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連載(全13エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
名はリナ。
城壁都市の南端、豊かな森を中心に暮らす平民街で育った平民だ。
けれど、彼女には誰にも言えない秘密があった。
——魔力を持っている。
この国で魔力は、貴族だけに許された力だった。
平民に魔力が//
N0833MG|
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完結済(全5エピソード)
|
その他〔その他〕
ある事件を元にした。
私の想像も入ってる話。
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