- あらすじ
- 一九九九年七月。
一大娯楽として消費されていた「恐怖の大王」の予言は、本物の悪夢となった。
月の裏側から現れたのは、半世紀にわたって地球侵攻を企てていた月面第三帝国。世界各国の軍隊は敗れ、最後の切り札である核兵器さえ通用しない。
やがて日本にも、全長三キロを超える円盤戦艦と十キロ級の帝国母艦が迫る。
だが、日本政府が対応を決めるより先に、月面第三帝国が占拠していた通信回線へ何者かが割り込んだ。
画面に現れたのは、日本各地に潜んでいた白衣の変人たち。
彼らは仲間ではない。互いの名前も研究内容も知らない。ただ、それぞれが自分のやりたい研究を突き詰めた結果、なぜか地球を救えるほどの秘密兵器を完成させていたのである。
巨大ロボット、超弩級戦艦、強化戦士、そして常識では説明できない数々の迎撃兵器。世界を絶望させた侵略者は、日本でさらに理解不能な怪物たちと遭遇する。
侵略終結後、日本政府は彼らの管理を試み――ほぼ無条件で敗北した。
政府がどうにか勝ち取ったのは、彼らが生きているか、今何を造っているのか、それだけを確認する権利。その危険な連絡役に任命されたのは、わずか二人の若手職員だった。
世界を救うより、世界を救ってしまった変人たちの後始末をするほうが難しい。 - Nコード
- N1682MR
- シリーズ
- SF短編
- 作者名
- とおエイ
- キーワード
- ESN大賞11 ギャグ 現代 ロボット 群像劇 短編 超科学
- ジャンル
- 空想科学〔SF〕
- 掲載日
- 2026年 08月28日 16時24分
- 最終更新日
- 2026年 09月14日 22時03分
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超常科学監査官 恐怖の大王と白衣の狂人たち
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