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「索引なんて誰でも作れる」と宮廷図書館を追放された目録係ですが、辺境の町で本を並べていたら頼りにされています。今さら魔導書が一冊も見つからないと言われても、もう遅いです

作者:FSE
最終エピソード掲載日:2026/11/04
【全4話完結・一気読みできる短編です】

探しものは、何ですか?

「索引なんて、誰でも作れるだろう」

王立魔導図書館で七年間、三万冊の目録を作り続けてきたエリオ。新しい館長は自動索引の魔導具を導入し、彼を解雇した。

誰でもできる仕事。エリオ自身も、ずっとそう思っていた。

辺境の町リンデの小さな図書館で働き始めた彼は、訪れる人にいつも同じことを聞く。「何をお探しですか」

一方、王都の図書館では、題名どおりに並べ直された魔導書が、一冊も見つからなくなっていた。

これは、自分の仕事の価値に気づくまでの、少し遅い物語。
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