シャチ助の司令
「ガッシャーーン!!」
突然、戦艦が大きな音と同時に揺れ始めた。
「まずい!みんなまずは席に付くシャ! セキヤは中央 撫でてきたやつ(ドリー)は右端、黒マスク(ハンテ)はその隣 黒髪仮面は左端 その隣に凡人そうな知識マン(テータ)の順で座るんだシャ!」
それぞれシャチ助に付けられたあだ名に苦言を呈したい気持ちはやまやまだが、今はそんなことを言ってられないと理解し 言葉を飲み込み みんな即座に言われた通りの場所に座りこんだ、するとそれぞれの前に、急に個人にあった色の光が現れた。
「セキヤの座ってる場所は砲撃担当の場所シャ 合図に合わせてそれに見合った武器を選別し、射撃 弾の補充を頼むシャ!」
シャチ助がそう言うとセキヤの前にあった赤い光が色んなボタンの着いたヨークハンドルへと変化し ひとつのモニターがセキヤの座る席に出てきた。
「これは、?」
セキヤがそう質問するや 否や、モニターには白い十字と外の情景が移っており白鯨 フォルネウスもモニターの中から見えるようになっていた。
「セキヤはそのハンドルで十字を合わせて、赤のボタン射撃をするのシャ 他のボタンはそれぞれ 緑は大砲と銃撃の交代 青は自動リロード シャ」
とシャチ助は全て知り尽くしてることにより、セキヤにやり方を口頭で教えた。
「シャーを撫で回したやつ!」
「んと、私?」
とドリーはおどけた表情をしながら自分の顔を指さした。
「シャーを撫でたのは 私だけシャ!」
シャチ助は撫でられたことへの恨みと言わんばかりにドリーに対して怒鳴り散らかした。
「撫でたやつ(ドリー)の座ってる場所は情報担当の場所シャ エコーやパッシブ・ソナー(水中聴音機)を使って、どこに何がどうあるか伝えるんだシャ!」
シャチ助が言い終わるとドリーの前で光っていた薄紫色の光は、光の色と同じ薄紫に可愛くデコられてるホーンスピーカーへと変わり、ドリーの耳は何かに塞がれたような感覚になった。
ドリーは耳に着いたものを手で触ってみるとそれはヘッドホンなのが理解できた。
「撫で(ドリー)の前にあるホーンスピーカーはエコーの役割、能力を使って音波を出し その反響する音でどこに何があるか徹底的に伝えるのシャ!」
シャチ助はそう語り終わったあとヨチヨチと歩きはじめて、次はハンテの前に立ち止まった。
「黒マスクは、」
「ちょっと待って」
ハンテはシャチ助の話を遮るように声を出した。
「確かに私たち挨拶してなかったね 私は黒マスクじゃなくてハンテ」
と嫌味なのか普通に自己紹介したのか読み取れない表情でハンテは挨拶をした
「あいつは撫で回すやつじゃなく ドリー あれは黒髪仮面 じゃなくサタナキア あの子は凡人知識マンじゃなくテータね 以後お見知り置きを」
と次々を指さしながら、誰がどんな名前なのかをハンテはシャチ助に語った。
「…了解シャ」
シャチ助は渋々理解したかのように小さく答えた。
「それで、ハンテの座ってる場所は機関担当の場所シャ 主に戦艦内部に含まれている燃料の消化量や損傷箇所の確認 ダメージコントロールを担当とし、ドリーと同様それを周りに伝えるんだシャ!」
シャチ助が言い切ると同時にハンテの目の前で光っていた赤紫の光は大きなモニターへと変わり、そこにはDPと書かれたゲージや OILと書かれたゲージ 中央には戦艦ウオトラマルの断面図と箇所に分けられたものが映し出されていた。
「ねね、このDP…?は何 OILは言われなくとも油ってことわかるけど」
とハンテはシャチ助に問いかけた。
するとシャチ助は多分人差し指を立てるのと同じ仕草のように片方の胸ヒレを上げ
「DP ダメージポイント ゲームで言うところのHPみたいなものシャ! そのゲージとOILゲージは主に 青 緑 黄色 オレンジ 赤に代わりそれぞれ 満タン 少しだけ減ってる 半分は減ってる かなり減ってる もうほぼアウト みたいなものになるシャ もちろんゲージが減ったら作動しなくなるため 赤の時点で脱出するようにアナウンスが自動的になるようになっているシャ!」
とシャチ助はスラスラと喋って、それにドリーはおぉっと声を漏らしながら拍手したが、聞いた当の本人であるハンテは 何となくやっていけばわかるかと言わんばかりの反応を示した。
「んんっ!」
シャチ助はハンテの微妙な反応に咳払いをした。
ありくらげ。です
めちゃくちゃ誤字しやすいので、おやと思ったら教えてもらえると嬉しいです!
ちなみに感想くれるとめちゃくちゃ喜びます。
ストーリーに干渉しない程度の質問にはお答えします。
ではまた。




