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メーデー・メーデー・  作者: ありくらげ。
海の幽霊編
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111/112

戦艦ウオトラマルの中で

「それは違うシャ! それぞれに役割があるんだシャ」

とどこからともなくセキヤの声を遮るように知らない声がセキヤ達の居る部屋に響いた。

すると突然


「ガチャ」


「…シャチ?」

とセキヤはこえをあげた。

そう、ドアの先に立っており、セキヤたちの前に現れたのは海を象徴したマークを中央に付けてる軍艦帽子を被り 白い綺麗な軍服を着た、身長大体90cmぐらいのミニキャラのようなシャチだった。


「シャーは!シャチ助! この戦艦シャチマルの戦艦状況を見て、フォローに入る人口AIシャ!」

シャチ助と名乗る存在は、背びれを使って二足歩行をし両脇を胸ヒレで抑えてドヤ顔で立ち尽くしていた。


「なに!?セキヤこんな可愛い子作れたの?」

とドリーはシャチ助を撫でようと近づきながらセキヤに質問した。


「…いやそんなやつ知らない。」

セキヤも予想以上のことが起きており何が何だかという表情になっていた。


「悪魔か?しかないのぉ、我が…!」


「ちょちょっと待つんだシャ 黒髪!!」

とドリーに撫でくりまわされながらシャチ助は襲おうと近づいてくるサタナキアから離れるのと、ドリーから離して欲しさにじたばたと暴れるが、ドリーの腕の中で遊ばれるように逃げれなくなっていた。


「シャーはセキヤが撫でていた石の中に入っていたパキケトゥスの小さな化石の一部から生まれたんだシャ!」

と自分は悪魔ではないとシャチ助は暴れながら否定をした。


「主、パキケトゥスとはなんじゃ?」

とシャチ助の方から振り向きながらサタナキアはテータに質問をした。


「パキケトゥス…、確か陸にも海にも暮らせる昔に居た四足歩行の生き物だったはず…シャチ、イルカ…それにクジラの祖先とも言われてた、あってる?」


「あ、あってるシャ! ちょ、いい加減撫でるのやめるんだシャ!」

テータの知識に対し、正解だとシャチ助は答えながらずっと体や頭を撫でてくるドリーの手を叩き一瞬の隙ができた瞬間にドリーの腕から出た。


「それで、そのシャチが何しに来た?」

とハンテはスマホのカメラでシャチ助を撮りながら、質問をした。


(ホログラムとかで出来てる訳ではない ということは本当にこいつは存在するのか、)

とハンテはカメラに写したシャチ助の成分を調べ、実際にそこに存在する生き物であると理解した。


「ここ、戦艦シャチマルで悪魔を倒すのを手伝いに来たんだシャ!」


「あのなぁ、シャチ助だっけ? これはウオトラマルなの!シャチじゃないの!」

とセキヤはシャチ助を顔を近づけながら睨み威嚇をした。


「この、戦艦の艦長はシャーだシャ! 嫌なら出ていけシャ」

セキヤの威嚇に乗っかるようにシャチ助も睨み返した。

今のふたりの間にはバチバチと電流が流れてるのではないかと思わせるほど、この戦艦の名前のことで口論を始めた。



テータもサタナキアもハンテもドリーですらも、どっちでもいいなんなら早く終わらせてくれと思っているが、ここで口出して余計に揉めるのはめんどくさいと思いあえて黙ることにした。


「ガッシャーーン!!」

突然、戦艦が大きな音と同時に揺れ始めた。


「まずい!みんなまずは席に付くシャ! セキヤは中央 撫でてきたやつ(ドリー)は右端、黒マスク(ハンテ)はその隣 黒髪仮面(サタナキア)は左端 その隣に凡人そうな知識マン(テータ)の順で座るんだシャ!」

それぞれシャチ助に付けられたあだ名に苦言を呈したい気持ちはやまやまだが、今はそんなことを言ってられないと理解し 言葉を飲み込み みんな即座に言われた通りの場所に座った。

ありくらげ。です

めちゃくちゃ誤字しやすいので、おやと思ったら教えてもらえると嬉しいです!

ちなみに感想くれるとめちゃくちゃ喜びます。

ストーリーに干渉しない程度の質問にはお答えします。

ではまた。

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