選ばれし者ではなかった。
最新エピソード掲載日:2026/11/05
約七十年前。戦争の真っ只中にあったラディーナ帝国に、一つの奇跡が起きた。当時、わずか十歳だった皇帝セドリックが、神より魔力という恩恵を授かったのである。年齢に似つかわしくない才能とカリスマ性を発揮するセドリックに、国民は歓喜し、奮い立った。そして、長きにわたる戦争は、ついに帝国の勝利で幕を閉じた。
時は流れ、現在。ラディーナ帝国には、いつしか「選ばれし者」と呼ばれる人々が存在するようになっていた。セドリックに魔力が表出して以来、帝国では魔力を持つ人間が次々と現れ始めた。神の恩恵は皇族や上位貴族に現れやすく、平民たちは彼らを特別な存在として崇めた。しかし、稀に平民の中にも魔力を授かる者がいた。
平民たちは夢を見る。いつか自分も選ばれるのではないかと。辺境の孤児院で暮らす少女、ルーナもまた、その一人だった。
これは、「選ばれなかった」子どものお話。
※長編にはしません。展開が早く、視点がころころ変わるので分かりづらかったら申し訳ありません。
また、モチベーションのため、評価やブクマぜひお願いいたします。
第一話 選ばれし者ではなかった
2026/11/04 15:08
(改)
第二話 見え透いた
2026/11/04 17:54
(改)
第三話 届かない
2026/11/04 21:14
(改)
第四話 諦めてない
2026/11/05 00:50
(改)