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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ヤることヤったらノーチート!? 童貞のまま三十歳越えたら魔法使いになったので性欲に耐えながら異世界でハーレムを作ることにしました

近藤由仁雄(ゆにお)は痴漢に間違われていた。 
ある日、自由の女神が見たくなった由仁雄はニューヨークへ行き、地下鉄で最寄りの駅まで移動していたところ、停車したホームに屈強なポリスメンたちが待機しているのを窓越しに見た。 
なにか事件でもあったのかと思う由仁雄だったが、彼の隣にいたタルのような女が警官を見るなり一番のイケメンである白人男の元へ駆け寄り、抱き着き、頬ずりしながらこっちを指さしたのだ。 
迷惑そうな顔をしたイケメンとボブたちだったがは女の話を聞くなりクチャクチャ噛んでいたガムをペッと吐き出し、険しい表情をしながら由仁雄の方へと歩いてくる。 
タル女が何を言ってるのか理解はできなかったが恐らくこの人にお尻を触られましたとでも言ったのだろうことは推測できた。 
由仁雄は必死に「Don't touch me(※注釈 触るな)」となんども無実を訴えるのだが、黄色人種を下に見ている白人黒人警官たちはテーザー銃を構えて聞く耳を持たないようだ。 
このままでは無実の罪で刑務所にぶちこまれると感じた由仁雄は説得を諦め、この場から脱出する方法を頭をフル回転させて考えた。 
そこでテレビで弁護士が言っていた痴漢冤罪対処術を思い出し、警官たちにリュックを投げつけた隙を突いて線路に飛び出し自由への逃避行を開始。 
ハリウッドさながらの逃走劇を繰り広げる最中に白い部屋に連れてかれそのまま異世界へ送られてなんやかんやする物語。
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