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埴輪と旅する女

埴輪と旅する女①【会津若松編】

作者:Mikiko
最終エピソード掲載日:2026/07/28
 ときは、2022(令和4)年。
 季節は、初夏。
 ようやく……。
 3年ぶりに、単独旅行に出られることとなりました。

 行き先ですが、これまでのように東京方面ではありません。
 行き先を代えた理由はただひとつ。
 東京方面では、「県民割」がなかったからです。
 最初は、県内も考えました。
 でも、せっかく行くんなら、せめて県外には出たいと思い直しました。
 近県同士であれば、「県民割」が聞くんです。
 もう、答えを言っちゃいましょう。
 お隣の福島県です。
 といっても、福島県も、いささか広うござんすで……。
 郡山市や福島市では、新潟県からかなり遠くなります。
 新潟と会津を繋ぐ磐越西線には、特急がありませんから。
 鈍行の乗り継ぎで行く気には、さすがになれません。
 でも、福島県の西部、会津地方なら、新潟県を超えればすぐです。
 行き先は、その中心地である会津若松市に決めました。

 会津若松に行くのは……。
 実は、初めてではありません。
 なんと、3回目になります。

 1回目は、小学校の修学旅行でした。
 あまりいい思い出はありません。
 バスの旅でした。
 車酔いして辛かったのを覚えてます。
 飯盛山の土産物屋では、白鞘の模擬刀のようなものを売ってました。
 お土産に買う男子も多かったです。
 見学を終え、「またバスに乗るのか」と……。
 暗澹たる思いで駐車場のバスに向かってたとき。
 いきなり男子に取り囲まれました。
 全員、白鞘の模擬刀を抜いてました。
 そして……。
 滅多斬りにされました。
 もちろん、強く叩いたりはされませんでしたが。
 スローモーションみたいな斬り方です。
 中には、わたしの頭に刃をあてて、ギコギコと引くヤツまでいました。
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エピソード 101 ~ 108 を表示中
第101回
2026/07/27 14:30
第102回
2026/07/27 14:41
第103回
2026/07/27 15:01
第104回
2026/07/28 10:19
第105回
2026/07/28 10:32
第106回
2026/07/28 10:44
第107回
2026/07/28 14:03
第108回(完)
2026/07/28 14:22
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エピソード 101 ~ 108 を表示中
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