女騎士が俺のファンタジー小説を監修してくれるらしい。
高校時代、若さに任せて勢いで書いた王道ファンタジー小説が審査員特別賞を受賞し、作家デビューした〈シエロ〉こと江口耕介。
デビュー作はそこそこ売れ、堂々の完結。
そして二作目、再度王道ファンタジーを書くも……撃沈。シリーズは早々に打ち切りになった。
再起を願って次回作を執筆し続けるも、ことごとくボツ。
そして担当編集に指摘され、ようやく気付く。
(俺、ファンタジーのセンスが枯れてる——!?)
そしてそんなとき、江口はファンタジーのセンスをなんとか取り戻そうと暴走し、部屋の壁に適当に描いた魔方陣によって、偶然にも異世界から〈女騎士〉を召喚してしまい——
「まず、このドラゴンの描写ですが……ドラゴンはもっと、えっちな目をしています」
江口は良心を痛めつつ、自分をどこぞの大魔導士〈シエロ〉と勘違いしている女騎士をファンタジー小説の監修に利用し、作家としての再起を誓う——。
デビュー作はそこそこ売れ、堂々の完結。
そして二作目、再度王道ファンタジーを書くも……撃沈。シリーズは早々に打ち切りになった。
再起を願って次回作を執筆し続けるも、ことごとくボツ。
そして担当編集に指摘され、ようやく気付く。
(俺、ファンタジーのセンスが枯れてる——!?)
そしてそんなとき、江口はファンタジーのセンスをなんとか取り戻そうと暴走し、部屋の壁に適当に描いた魔方陣によって、偶然にも異世界から〈女騎士〉を召喚してしまい——
「まず、このドラゴンの描写ですが……ドラゴンはもっと、えっちな目をしています」
江口は良心を痛めつつ、自分をどこぞの大魔導士〈シエロ〉と勘違いしている女騎士をファンタジー小説の監修に利用し、作家としての再起を誓う——。
作家たちの独白。そして、ある日の監修風景
2017/09/24 10:48
(改)
ドラゴンの描写が甘いです!
2017/08/19 08:38
(改)
ええっと、顔ですね!
2017/08/19 09:00
適当に描いた魔法陣なんだが!?
2017/08/19 10:00
召喚から始まる監修生活!
2017/08/19 11:00
(改)
デートしよう!
2017/08/19 12:00
共犯者ができました!
2017/08/19 13:00
(改)
くっ……殺せ……!
2017/08/19 14:00
まるで、向こうの世界です
2017/08/19 15:00
本物ですか?
2017/08/19 16:00
本物は
2017/08/19 17:00
(改)
女騎士さんを取り戻してください!
2017/08/19 18:00
筋金入りの変態です
2017/08/19 19:00
(改)
官能小説だったなら仕方ない……!?
2017/08/19 20:00
不器用な人ですね
2017/08/19 21:00
私、騎士になる!
2017/08/19 22:00
時間停止魔法は最弱ですよ?
2017/08/19 23:00
旅には転移魔法が必要不可欠です
2017/08/22 09:13
治癒魔法、使いすぎると死にますよ?
2017/08/26 03:45
不肖宇奈月、夕飯を作りに参りました!
2017/09/07 15:16
私が、江口くんの才能を支えます
2017/09/24 10:42
今でもあなたのことを、信じています
2017/09/26 01:34
お帰りなさい。シエロ先生
2017/09/27 01:44
(改)
来ちゃった☆
2017/09/27 21:39
(改)
最優秀賞は――
2017/09/27 22:00
(改)
書きたいなら、書きたいものを、思いっきり楽しんで書けばいい
2017/09/28 21:35
(改)
女騎士が俺のファンタジー小説を監修してくれるらしい。
2017/09/28 21:37