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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約9年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

シェンテ列国流離譚

作者:静寂しじみ
 杏は一つの夢しか見たことがない。前世の記憶だと信じる、美しい異世界の夢だ。
 現実を忌避し夢へ想いを馳せる毎日を送っていたが、ある日、その夢が変化した。恐ろしい変貌に彼女はもう夢を見たくないとまで思う。
 そしてその翌日、授業中に突然、夢に出てきた巨大な百足が現れ襲い掛かる。阿鼻叫喚の様相を呈した教室を離れ、向かった先は屋上。そして見渡す限りの青。校舎以外の家屋はみな水に飲まれ、眼前に広がっていたのは海だった。
 迫る百足から逃れようと身を投じ、傷を負いながらも生き残る。ついに流れ着いたその場所こそ、夢に見る異世界であった。

 繰り返す出会いと別れが少女を成長させる、放浪の旅路。


 一話3-4000字程度、平日夜不定期投稿予定
序章
02.傍観する者
2016/04/12 21:00
03.異常なる夢
2016/04/14 01:07
04.暗き穴よりいづ
2016/04/19 00:24
06.夢幻への漂着
2016/04/28 22:37
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