シェンテ列国流離譚
杏は一つの夢しか見たことがない。前世の記憶だと信じる、美しい異世界の夢だ。
現実を忌避し夢へ想いを馳せる毎日を送っていたが、ある日、その夢が変化した。恐ろしい変貌に彼女はもう夢を見たくないとまで思う。
そしてその翌日、授業中に突然、夢に出てきた巨大な百足が現れ襲い掛かる。阿鼻叫喚の様相を呈した教室を離れ、向かった先は屋上。そして見渡す限りの青。校舎以外の家屋はみな水に飲まれ、眼前に広がっていたのは海だった。
迫る百足から逃れようと身を投じ、傷を負いながらも生き残る。ついに流れ着いたその場所こそ、夢に見る異世界であった。
繰り返す出会いと別れが少女を成長させる、放浪の旅路。
一話3-4000字程度、平日夜不定期投稿予定
現実を忌避し夢へ想いを馳せる毎日を送っていたが、ある日、その夢が変化した。恐ろしい変貌に彼女はもう夢を見たくないとまで思う。
そしてその翌日、授業中に突然、夢に出てきた巨大な百足が現れ襲い掛かる。阿鼻叫喚の様相を呈した教室を離れ、向かった先は屋上。そして見渡す限りの青。校舎以外の家屋はみな水に飲まれ、眼前に広がっていたのは海だった。
迫る百足から逃れようと身を投じ、傷を負いながらも生き残る。ついに流れ着いたその場所こそ、夢に見る異世界であった。
繰り返す出会いと別れが少女を成長させる、放浪の旅路。
一話3-4000字程度、平日夜不定期投稿予定
序章
01.まれびとは夢を見る
2016/04/11 20:00
02.傍観する者
2016/04/12 21:00
(改)
03.異常なる夢
2016/04/14 01:07
(改)
04.暗き穴よりいづ
2016/04/19 00:24
(改)
05.死と毒、そして海
2016/04/22 23:58
06.夢幻への漂着
2016/04/28 22:37