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宮古島ブルー  ~腰痛と牛乳に泣いた夜~

作者:春凪とおる
最終エピソード掲載日:2026/06/20
観光PR映像の下見で、宮古島を訪れたカメラマン・倉田治42歳。

目の前に広がる海は、噂通りの宮古島ブルー。
青と呼ぶには明るすぎ、緑と呼ぶには澄みすぎた。
思わず言葉を失う。

――が、感動の朝は腰痛で台無しになった。
俺は、ホテルのベッドから起き上がるだけで一苦労だった。

そんな朝、冷蔵庫に入っていた一本の牛乳から、こどもの頃を思い出す。

海の青。
牛乳の白。

そして、砂浜で立ち上がれなくなる自分の腰。

絶景を撮りに来たはずの男が、本当に残したかったものに気づいていく、少し情けなくて、少しやさしい短編。
第一話 腰が死んだ
2026/06/17 21:20
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