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【完結】聖女の私は利用されていた ~妹のために悪役令嬢を演じていたが、利用されていたので家を出て幸せになる~

十七歳の誕生日を迎えた男爵令嬢のリーゼは、社交界では有名な悪役令嬢で、聖女と呼ばれる不思議な力があった。

社交界に出席すると、暴言を吐き、粗暴な振る舞いを取る。そのせいで、貴族達からは敬遠されていた。

しかし、リーゼの振る舞いは全て演技であった。その目的は、か弱い妹を守るためだった。周りの意識を自分に向けることで、妹を守ろうとしていた。

そんなリーゼには婚約者がいたが、リーゼの振る舞いに嫌気がさしてしまい、婚約破棄をつきつけられてしまう。

表向きでは強がり、婚約破棄を了承したが、ショックを隠せないリーゼの元に、隣国の侯爵家の当主、アルベールが声をかけてきた。

社交界で唯一リーゼに優しくしてくれて、いつも半ば愛の告白のような言葉でリーゼを褒めるアルベールは、リーゼに誕生日プレゼントを渡し、その日もリーゼを褒め続ける。

それにタジタジになりつつも、リーゼは自分の父の元に赴き、婚約破棄の件を謝罪しようと思い、父の私室に向かうと、そこで衝撃の事実を聞いてしまう。

なんと、妹の性格は大人しいとは真逆のあくどい性格で、父や婚約者と結託して、リーゼを利用していたのだ。

まんまと利用され、自分は愛されていないことを知ったリーゼは、深い悲しみに暮れながら自室に戻り、長年仕えてくれている侍女に泣きながら説明をすると、とあることを提案された。

それは、こんな家なんて出て行こうというものだった。

出て行くと言っても、社交界で悪役令嬢を演じていたリーゼを助けてくれる人なんて……そう考えていた時、アルベールのことを思い出したリーゼは、侍女と共にアルベールの元へ訪ねる。

そこで言われた言葉とは……自分と婚約をし、ここに住めばいいという提案だった。

これは悪役令嬢を演じていたリーゼが、アルベールと共に自分の特別な力を使って問題を解決しながら、幸せになっていく物語。

☆全34話、約十万文字の作品です。完結済です☆
☆アルファポリス様にも投稿しております。アルファポリス様で、女性ホットランキングで一位を頂きました!☆
第七話 婚約と別れ
2023/06/16 12:39
第八話 本性を見たり
2023/06/16 18:26
第九話 直面する問題
2023/06/16 20:20
第十話 盛大な歓迎
2023/06/16 20:48
第十三話 汚染された村
2023/06/17 12:41
第十四話 いざ調査へ
2023/06/17 13:41
第十五話 必死の抵抗
2023/06/17 15:20
第十六話 最後のあがき
2023/06/17 15:54
第十七話 醜悪な聖女
2023/06/17 17:27
エピローグ
2023/06/18 20:30
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