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勇者、辞めます。 ~何度死んでも蘇る呪いなんていらないので、辺境でスローライフを始めます~

作者:山ノ上商会
最新エピソード掲載日:2026/11/02
ブラック企業に入らないため、学生時代から努力を重ねてきた藤宮護、25歳。

念願のホワイト企業に就職し、順風満帆な社会人生活を送っていた彼だったが、ある日、子供を助けようとして交通事故で命を落としてしまう。

目を覚ますと真っ白な空間にいて女神と出会う。

女神の話によると、護の魂は異世界の勇者にかけられた呪いに巻き込まれてしまったらしい。

その呪いとは、魔王を倒すまで何度死んでも蘇り続けるというもの。

しかも、元の勇者はすでに数え切れないほどの死を経験し、魂が壊れてしまったという。

そんな話を聞いた護が出した結論は、ただ一つ。

「……いや、勇者ってブラック企業よりブラックじゃないか?」

せっかく手に入れたホワイトな生活を失ったうえに、今度は死んでも辞められない勇者の仕事?

冗談じゃない。

俺は勇者なんて御免だ。

こうして護は、勇者としての使命を放棄し、世間からハズレと呼ばれるスキルを使って辺境でのスローライフを始めることにした。

ところが、静かに暮らすつもりで住み着いた廃村には、いつしか人族だけでなく、亜人や魔族まで集まるようになって……?!

これは、勇者を辞めてのんびり暮らしたいだけの男が、知らず知らずのうちに多種族が共存する街を築いてしまう、そんな物語。
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