虫食いメランコリー
昨日の晩、母さんが何か言っていた気がする。何かとても大事なことだったと思うのだけれど、目の前がぼやけてよく考えられない。まあいいか。この件は明日の朝起きてからもう一度租借し直せばいいだろう。きっと一晩ぐっすり眠れば、涙もすべて渇くはずだ。しかし僕は、どうして泣いているんだろう。
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