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現代文学

君を迎えに、雪の降る夜。

作者:独蛇夏子
「料理はしない」と宣言していた僕の奥さんが、最近料理をするようになった。
職業病の研究心がくすぐられたか、彼女はある日、鰤大根の味付けを訊きに実家に帰ってしまう。

翌日、雑貨店「Calm」も出勤した僕は、店長である親父に疎遠になった兄から電話があったと知らされる。

奇しくも、「あの日」と同じ冬の寒空。

―――記憶を辿りながら、鰤大根の味を極めに実家に帰った彼女を迎えに行くヘタレ旦那の、ほのぼのラブストーリー。

〔別タイトル・別名で2008年ソングノベルス大賞に投稿したものを加筆・修正して投稿しています。〕
〔コピー本を第十七回文学フリマにて販売します。〕
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